長岡生コンクリート

2023/02/03

「残コンを売ってください」エバンガビオン伝説が始まる

「残コンを売ってください」エバンガビオン伝説が始まる

「残コンを買ってあげます。3万円で」って言われて喜ばない生コン工場などいないはずだ。白石建設武南さんの着想「エバンガビオン」は伝説としてまずはエクステリア界隈を騒がす。脱炭素・資源循環という文脈では圧倒的なプロダクトだが、バカにはわからない。



エバンガビオンとは?

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ガビオン(蛇籠)。

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残コンにY弾(Re-con ZERO)を投入・攪拌してできた造粒骨材の見た目は透水・保水性コンクリート「オワコン」と酷似。

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写真引用:おしゃ楽

通常ガビオン(蛇籠)にはぐり石(写真)が敷き詰められる(そして、それは高度な技巧が求められる)が、代わりにオワコンをかごの中に投入してできた擁壁・門柱は「エバンガビオン」と名付けられた(試験施工は至近予定されている)。



安いのに資源循環・脱炭素「エバンガビオン」

エバンガビオンの骨材(ぐり石の代替)は残コン(建設現場で型枠に収められず余った生コンクリート)を原料としている。それにY弾(生コン工場向けには5000円で販売)を1m3に1セット投入して得られた骨材(オワコン)が原材料。

 残コン女の子

生コン屋さんからしたら残コンにY弾を投入して現場に持っていくだけで収入になるんです。1m3あたり例えば5000円で生コンポータルが購入してくれたら経営的にも有難いのでは?
生コンポータルは「オワコン」「オコシコン」を全国で販売している実績があるからね。これから始まる「エバンガビオン」の販売が加速すれば各地の残コンは付加価値を帯びた製品として値段がつくってわけだ。

 残コン姐さん



残コンを売ってください

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生コンは受注の際、数量に余裕を持って注文され現場に納品される。その1割ほどは余剰分となり利用されず持ち戻され残コンとなる。現在その残コンの大半は施工主ではなく生コンの製造元である生コンクリート製造業者が処理を請け負い、経済的負担となっている。さらにはリサイクルされず生コンスラッジとして廃棄されるために地球環境を汚染し続けている。[1]
(Wikipedia)


こにゃにゃちは、宮本さんですっ。
おい、生コン屋のみんな、これからみんなは宮本さんにとっても感謝する未来がやって来るんだけど、なんでそうなるかこれからくだくだと説明するね。
そもそも、「ガビオン」の施工ってのはものすごく大変で高度な職人技が要求されるためにものすごく高額だったりするんだね。
一方、「エバンガビオン」の場合は脱炭素・資源循環という付加価値を持っておきながら「生コン車からざざざ〜とかごの中に下ろすだけ」っていう圧倒的な施工性が実現しているんだ。生コン屋からしたら言葉悪いけど「捨てるだけ」って感じだね。
例えば、その捨てるだけの残コンを生コンポータル様が3万円で購入してくれたら嬉しくない?施工のことを考えても、ぐり石を購入してせっせと敷き詰めるに対して残コンを放り込むだけだからエバンガビオンは既往のガビオンに比べても絶対安くなるから問題ないんだ。
「オワコン」や「オコシコン」の販売実績でも分かってもらえるように、生コンポータルのコンクリートを売る力はモノホンなんだ。
だから、生コン屋のみんなが困ってる残コンを3万円で買ってやって、それを原材料にエバンガビオンをバズらせればみんなハッピーってわけなのさ。
さあ、有頂天になるのはまだ早い。
登る時は上り詰めるよっ。

 宮本

 残コン女の子

あんま調子に乗らない方が。。
行けるだけいけ!

 残コン姐さん



作者・宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

危険物取扱責任者(乙4)/1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:採石業務管理者/2級FP技能士