長岡生コンクリート

2022/12/15

「生コンプラントじゃなくても残コンステーションで作ることのできるイワモル」

「生コンプラントじゃなくても残コンステーションで作ることのできるイワモル」

自室でくつろぎながら各地の生コンラストワンマイルや研究者とチャットしてるだけで次から次へと生まれるイワモル新しい可能性。「生コンプラントじゃなくても残コンステーションで作ることのできるイワモル」



多様な製造方法がウリのイワモル

松尾建材で初の「イワモル」製造

松尾建材で初となるイワモル打設の様子。高流動埋戻し材としてこの後周辺地盤の強度程度(0.3N/mm2以上)強度発現を見込んでいる。

 残コン女の子

変態松尾社長、おめでとうございます。
いよいよ、四国(香川・徳島)でも高流動埋戻し材「イワモル」実装ですね。

イワモルの強み 多様で柔軟な製造方法

松尾のイワモル製造方法。10mm Uの残コン造粒骨材をホッパーで軽量し生コン車に投入。所定のセメントミルクをプラントで投入することでイワモルが出来上がる。

見事所定の範囲にフローが決まる。

おい、これができるなら、生コン工場いらねーな?

 残コン姐さん

残コンステーションでそのまま製造できちゃうイワモル



イワモルの原材料は残コンステーションで製造された造粒骨材(写真)を10mm(または5mm)Uのふるいにかけて製造される細骨材。

(提供:ニッコー岡本さん)

ホッパースケール(計量ホッパー)で計量した造粒砂をあらかじめセメントミルクを投入された生コン車のホッパーにベルコンで直投入・撹拌すればイワモルの製造は「バッチャープラント不要で」最適化される。

残コンをすでに受け入れている企業にイワモル製造の提案

都心部など生コン工場の敷地面積にゆとりのないエリアでは残コンを受け入れる業態がある。残コンステーション+計量ホッパーを実装することで以下のようなビジネスモデルが構築される。


生コンプラントのいらないイワモル事業
①生コン工場から残コンを受け入れる(有価)

②残コンステーション+ふるいで細骨材を製造
③生コン工場にイワモル用セメントペーストを注文
④残コンステーション+計量ホッパーで細骨材を投入しイワモル
⑤出荷(市場は流動化埋戻し材であり巨大)


 残コン女の子

そ、そうです、そうなんです。
特に都心部の忙しい生コン工場さんの場合「イワモルなんか練ってられるか! 生コンが忙しいんじゃいっ」って声が届きそうなところですが、これなら生コン屋さんの都合関係なく設備投資(トロンメル、計量ホッパー)を最小限にとどめてイワモル始められますね。
おすすめです。

残コンからできちゃうイワモルでコンクリートをもっと身近に

国土交通省関東地方整備局関東技術事務所で実装されたイワモル。高流動埋戻し材は構造物や地下空洞などの埋戻し材として生コン産業の眼前に巨大な市場が拓かれている。

残コンさん、残コン姐さん。お勤めご苦労様です。
松尾建材、白石建設、渋谷建材といった各地の生コン工場や研究者たちとチャットであれこれブレストしてると次から次へと面白いアイディアが生まれちゃうからとっても楽しいなって思っている宮本さんですっ。

blg中に示したビジネスモデルだとおそらく激安で高流動埋戻し材ができちゃうと思うんだよね。
それに、都心部なんかではすでに巨大な流動化処理土の市場が開かれているから販売も難しくなさそうだし。
安くて、いいもの(資源循環・地産地消・脱炭素)イワモルならきっと世界のニーズに応えることができると思うんだ。
やがて、「コンクリートはもっと身近に」なってもっと多くの人たちのお役に立てられるようになる。

残コンさん、残コン姐さん。
引き続き、PR活動よろしくお願いしますっ。

 宮本

 残コン女の子

ですねー。
了解!

 残コン姐さん



作者・宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

危険物取扱責任者(乙4)/1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:採石業務管理者/2級FP技能士