コンクリート産業の低迷に伴い JIS A 5308で規定され、生コン組合から割決された生コンだけ製造してれば事足りる時代は終焉した。JOIS by CD協会ではそんな時代に呼応して各種規格外コンクリートの研究・開発・実装を行っているが、 CLSMイワモル®︎ は生コン工場ならどこでも製造できるんです

製造できない理由なし CLSMイワモル®︎

CLSM イワモル®︎ は全ての生コン工場で製造可能です

JOIS by CD協会で取り組んでいるCLSMイワモル®︎（写真は残渣式流動化処理土）。オワコンの宮本さん気づいちゃったことには、生コン工場であればどこでも設備投資ゼロで導入可能です。

カラネリにジョイスラッジで完成

生コンスラッジをmapecubeで改質・加工して得られるジョイスラッジ（改質スラッジ）はピットとサンドポンプさえ用意すれば生コン車に直接投入可能。あらかじめ回収/再生細骨材と高炉スラグ微粉末をカラネリで生コン車に投入しておいてその後からジョイスラッジを投入。フローと密度を確認（品質管理）したらイワモル®︎の完成。簡単に言えば、モルタルカラネリにジョイスラッジでイワモル®︎

「うちにはできない」そんなの嘘です

そこからあとは普通の生コン打設と同じでポンプ圧送などで行われる。サンドポンプがない生コン工場は考えにくい。配合もCD協会員向けに無料で公開されている。事実上、生コン工場のあるところなら世界中どこでもCLSMの製造・出荷は可能ということになります

CLSM イワモル®︎ も JOIS by CD協会 まで

なお、イワモル®︎ の導入を検討されるならコンクリートディレクター協会への入会をお願い致しております。 ナマコンバレー見学はCD協会員が原則【完全版】コンクリートディレクター制度のご紹介と入会のすゝめ

作者・宮本充也

残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値（富）を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。

Before：従来、建設現場で余剰となった生コンクリート（残コン）の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。

After：一方、残コンステーションを実装した地域（生コン組合）では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU（Carbon Capture Utilization）材料としても脱炭素コンクリート（CNコンクリート）に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。