2025/12/01
先送りモルタル(先行材)にもなっちゃう! 【ジョイスラッジ】(改質スラッジ/mapecube)多様な用途
小澤辰矢さんが生み出した先行材シリーズ【エコスル】の1として流通ができればと夢想しています。どこにでもある生コンスラッジを流動性豊かなマテリアルに変化させた【ジョイスラッジ】には多様な用途が期待できます。これで、1:3モルタルを買う理由は無くなったよね
ジョイスラッジ for エコスル
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本日はジョイスラッジ(改質スラッジ)を活用したエコスル(モルタル代替/先行材)開発のご紹介ですー。。
ジョイスラッジは先送りモルタルの代替となれる
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生コンスラッジにmapecubeを加えて加工することで写真のような流動性を得ることができる。ということで、盟友・小澤辰矢が開発したエコスルシリーズのような用途で先送りモルタル代替品(先行材)としての利活用ができるのではないか、ってことで小澤辰矢さんにご協力いただき実験
普通にポンプで押せてます スラッジ
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1:3モルタルを誘導材として利用しているように生コン車からドロドロとポンプ車のホッパーにジョイスラッジが流れ込んでいきます
筒先からスラッジ出てきました
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全く問題なくジョイスラッジは筒先から排出されました。通常用いられる1:3モルタルに比べるとセメントも骨材も一切用いていない全てが副産物(通常生コン工場ではスラッジを廃棄物として処分しています)だからエコスル全般がそうであるようにカーボンニュートラルでサーキュラーエコノミー。
これで、1:3モルタルを無闇に注文するゼネコンや工務店は絶滅ってことだなっ
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「生コンビニ」コラボ【エコスル】爆誕
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そして、そんなまだ名付けられていない新エコスル(ジョイスラッジ)は生コン車で配達するなら無限にループすることになる。新しい何かを作る必要がないってこと。無敵かも
「コンクリートをもっと身近に」
ガンガン行こうぜっ
オワッコーン‼︎
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作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。
