2026/04/10
山から切り出された石灰(CaCO3)が生石灰(CaO)そして消石灰(Ca(OH)2)になるまで
非常に濃い2日間となりました、岡山出張。とんでもない発明が生まれました、岡山出張。ご飯も美味しいし、仕事は充実するしで、やっぱり岡山は毎月訪ねたい場所。長年コンクリートやってますが初めて訪ねた石灰山見学レポート
石灰山見学(2026/04/08)レポート
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本日は白石建設武南さんのお導きでお訪ねいたしました石灰鉱山見学の模様をご紹介しますー。。
石灰山見学(中山石灰工業)
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石灰岩は炭酸カルシウム(CaCO3)からCO2を無理やり抜くと生石灰(写真 CaO)となって、そこに水(H2O)をかけると反応して消石灰(Ca(OH)2)になり、すでにCCUなど脱炭素の議論で話題となっているようにそこからさらにCO2と反応させるとCaCO3、つまり先祖返りを起こします。脱炭素が話題となっている現代には、それぞれにそれぞれの用途が見出されていますが、今日はその源流ともいうべき石灰山の見学レポート
生産プロセスが砕石工場や生コン工場と似てる
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こちらでは生石灰も消石灰も製造されていて反応熱により構内がとっても暖かかったのが印象的。そして、生産プロセスも砕石工場や生コン工場のそれと酷似していて、やっぱり副産物(生コン工場でいうところの残コンやスラッジ)も発生していました
キルンの排ガス(排熱)で排水を中和
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これ、うまいって思いました。プレキャスターも真似すればいいのに。ボイラーの排ガスは当然二酸化炭素を多く含有しているので排水の水酸化カルシウム(pH12.5と強アルカリ)を中和処理できます
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石灰岩を洗浄した後に発生するスラッジ。これも、砕石工場とか生コン工場と同じ悩み。掘削あとなどで適切に処理しているそうですが、こうしたものも副産物としてなんらかの高度利用ができたらいいなと思いました
そして産業には必ず副産物の発生があることも事実でその高度利用に産業のさらなる進化・成長の鍵があることが共有されました
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生焼け石灰という副産物
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生焼け石灰という副産物に水(H2O)を転嫁すると熱とともに化学反応が生じて水酸化カルシウム(Ca(OH)2)になります。この反応熱は生コンクリートに適用した場合、うまくコントロールすれば初期強度発現に有効に作用するはずだし、生成された水酸化カルシウムはアルカリ刺激としてSCMsに作用することで強度発現をもたらすはずだし、なんだかこうした副産物相互の掛け合わせに見学者一同は非常に大きい可能性を感じました。そして、翌日(2026/04/09)早速イノベーションが生まれたのですが、その模様はまた次の機会に
「コンクリートをもっと身近に」
ひたすら前進して行くよっ
オワッコーン‼︎
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作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素土間コンに貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。
