2025/12/12
CCU材骨材やアルカリ刺激材(ジョイスラッジ)をふんだんに利用することでいつの間にか解決します【残コン】
地元ナマコンバレーにいたらいたで多くの来客が訪れる。ザンコン™︎を由来とする各種ソリューションやプロダクトの研究・開発・実装をご見学いただけます
ナマコンバレーのザンコン™︎と各種ソリューション/プロダクト紹介
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ナマコンバレーではザンコン™︎を高付加価値原材料として高度利用するあり様をご見学いただけますー。。
原材料製造所 ザンコン™︎st
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こちら、ナマコンバレーに設置されてあるザンコン™︎stの歴史は四半世紀を数える。ここでは、現代の原材料 アルカリ刺激材 や CCU材料 の生産が ザンコン™︎を原料として行われている
CCU骨材
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CCU(Carbon Capture Utilization)骨材はザンコン™︎が含有する水酸化カルシウムが二酸化炭素と反応固定することが特徴となっている
アルカリ刺激材
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こちらは、ザンコン™︎から骨材を回収した成れの果てスラッジにMapecube(特殊混和剤)を添加・加工することで得られたアルカリ刺激材は「ジョイスラッジ」と名付けられた。SCMs(CO2を発生させるセメントではない結合材→高炉スラグ微粉末やフライアッシュ)に作用し水和反応を促進する
CCU分級プラント
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工場のある丘の真下には各種CCU材を生成するプラントがある。写真は白石建設武南さんのご厚意でお借りしている分級設備トロンメル。
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こちらでは、粗骨材/細骨材/粉体 それぞれのサイズが生成され貯蔵される
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こちら、トロンメルの中身。 網の目のサイズを変更することで各種サイズを得ることができる。
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こちらは、横国大元気なインフラ研究所との共同/連携に従い導入された振動ふるいは強制的に分級をするための設備。より細かいサイズを強制的に得るために設置されてある
屋根付き貯蔵/養生所
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こちらは製品の貯蔵や原料の仮置き、養生などに対応する屋根付き隔壁。分級/養生/貯蔵それぞれの工程で DAC(Direct Air Capture)により二酸化炭素は固定される。
規格外コンクリートに積極的になることはそのままザンコン問題の解決をもたらします
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JOIS(Japan Out-Industrial Standard)製品ラインナップ
Jois by CD協会ではコンクリートの実務家らの積極果敢な交流によって各種コンクリートソリューションやプロダクトが日夜研究・開発・実装されている。それらの大半は同時にコンクリート業界が抱える深刻な問題「残コン」のソリューションとして成果を上げている。
①ジョイスラッジ®︎
残コナ/エコスル/アルカリ刺激/CCU/固化/
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②イワモル®︎
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③オワコン®︎まさ固®︎
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④オコシコン®︎
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⑤ザンコン™︎
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こちらは「ザンコン™︎」として販売されている白い生コン。これらは全てザンコン™︎を由来とする原材料をふんだんに利用して製造することができます。残コンやスラッジを廃棄処分しているなら JOIS by CD協会 が新事業を提案します。受付:https://lin.ee/HpS7I5a
「コンクリートをもっと身近に」
今日は オワコン®︎まさ固®︎ の紹介動画の撮影会がナマコンバレーで予定されてるよっ
オワッコーン‼︎
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作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。
