2026/05/05
副産物ザンコン™︎からアルカリ刺激剤、CCU材、再生骨材を生産してコンクリートを製造する
ナマコンバレーでは年中無休でコンクリートの見学視察を受け入れています。今回は専門性の高いアルカリ刺激剤、CCU材、再生骨材生産プロセスのご紹介
ナマコンバレー周遊で学ぶアルカリ刺激剤、CCU材、再生骨材生産プロセス
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ナマコンバレーで営まれているアルカリ刺激剤、CCU、再生骨材生産プロセスのご紹介でっす。。
全てが再生する ザンコン™︎ステーション
生コン工場に持ち戻される残コン、汚水、残渣(生コンスラッジ)その他は子こザンコン™︎ステーションで再生され、主に生コンに用いられる原材料として蘇ります
アルカリ刺激剤 ジョイスラッジ
こちらではMAPEIの特殊混和剤Mapecubeを利用してアルカリ刺激剤「ジョイスラッジ」の生産をしています
アルカリ刺激剤とは?(Gemini)
「アルカリ刺激剤(アルカリしげきざい)」は、主に高炉スラグなどの潜在水硬性(そのままでは固まりにくい性質)を持つ材料を、化学反応させて硬化させるために添加する物質のことです
オワコンの宮本充也さんの解説)
なお、生コンポータル(株式会社 長岡生コンクリート)ではこのアルカリ刺激剤を各種JIS外品生コン オコシコン®︎(ポーラスコンクリート)オワコン®︎まさ固®︎(造粒ポーラスコンクリート)イワモル®︎(CLSM)に配合される高炉スラグ微粉末の刺激のために使用しています
再生骨材 CCU材
ザンコン™︎ステーションで粒状加工された残コンの原石
ヤードで分級処理されて再生骨材、CCU材として再生産されます
粒径が小さければ(写真は細骨材)それだけ表面積が大きくなり気中二酸化炭素を吸収して炭酸カルシウムとして固定する効率が上がる(Carbon Capture Utilization)ため、脱炭素資材CCU材としての位置付けもされています
CCU材とは?(Gemini)
CCU材とは、工場などから排出された二酸化炭素(CO₂)を回収・再利用(Carbon Capture and Utilization)して作られた建設材料のことです。
オワコンの宮本充也さんの解説)
生コンがそうであるようにザンコン™︎は水酸化カルシウムが飽和した溶液の状態で存在しています。その溶液が二酸化炭素と反応する(CCU)と炭酸カルシウムとして固定される原理を利用してカーボンネガティブな材料を生産しています
そして、そんな原材料が高度に利用されたコンクリート土間コン™︎もナマコンバレーまたは周辺に多く設置されています
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各種コンクリート(土間コン™︎)展示も ナマコンバレー
カフェやシェアスペースを兼ねた展示場にはそんな先端を行くコンクリート土間コン™︎が所狭しと設置されてあります。実際に暮らしが始まってからをイメージできる日本で唯一の土間コン™︎専用展示場ではあたかもピアノやバイクを選ぶときのようにワクワク土間コン™︎を調べることができます
「コンクリートをもっと身近に」
一生のおつきあいになる土間コン™︎のことだからしっかり伝えて知ってもらわなければいけないねっ
オワッコーン‼︎
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作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素土間コンに貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。
