2025/12/08
コンクリートのテーマパーク(展示場/リゾート)ナマコンバレーではCNツーリズムとして脱炭素/資源循環の実際をご覧いただけます
JOIS by CD協会会員向けに開放されているコンクリートのテーマパーク(展示場/リゾート)ナマコンバレーではコンクリート産業における脱炭素/資源循環のリアルをいつでもご見学いただけます。
ナマコンバレー見学 ザンコン™︎st / ICC
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ナマコンバレーのザンコン™︎stやICC(工場)のご紹介ですー。。
ザンコン™︎st 粒状化再生骨材(CCU)製造
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こちら、ザンコン™︎stの歴史も四半世紀を数えます。当初は資源循環のみを志向していたあり方も2020年以降は脱炭素も意識し始めています。それは、水酸化カルシウムが二酸化炭素と反応、炭酸カルシウムとして固定するからだけではありません。
ザンコン™︎st アルカリ刺激材
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上澄水(写真)は飽和水酸化カルシウム溶液であることがわかっている。つまり、スラグ、フライアッシュなどをそのアルカリで刺激することができる
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ジョイスラッジ(写真)はスラッジをMapecubeで改質・加工して得られた液体状のアルカリ刺激材。沈殿して水分が浮いてくるため上水をはねるなど濃度管理も行うことができる。生コン車にサンドポンプから直接投入することで生コン(ザンコン™︎やイワモル®︎など)の製造が行われている
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こちらがイタリアから届いた特殊混和材Mapecube通称マペ
CCUは実装されています
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準レギュラー骨材としてストックされている粒状化再生骨材はたっぷり気中CO2を固定していることがわかっています。つまり、使えば使うだけネガティブ
今日も国外はモンゴル、国内も東京や岡山、埼玉ほかから多くのゲストがナマコンバレーを訪れるぜっ
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各種コンクリート展示
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JOISがおすすめする各種規格外(特殊)コンクリート(ザンコン™︎/オワコン®︎まさ固®︎/イワモル®︎/オコシコン®︎)の展示もご見学いただけます。
「コンクリートをもっと身近に」
最大300名様の宿泊施設が自慢のナマコンバレーでは近隣インフラをも含めてCNツーリズム(脱炭素や資源循環の実践ご見学)をお楽しみいただけるよっ
オワッコーン‼︎
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作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。
