これまで、セメントメーカーが主に提供してきた生コン工場支援システムだが「生コン工場の、生コン工場による、生コン工場のための」ナレッジシェアシステムやオペレーションアプリの提供がコンクリートディレクター協会が提供できる価値。

ナレッジシェアとオペレーションアプリ（CD協会）

理想のコンクリートディレクターとは（JIC森先生）

コンクリートディレクターでの交流を通じてコンクリートをただ単に金を稼ぐためだけの仕事、苦役として捉えるのではなく、偉大な貢献に携わっているマインドを醸成することがコンクリートディレクター協会参加の大きな意義。それにしても、前半で智絵ちゃんにほぼほぼ核心部分をしゃべられちゃったからプレゼンなんとも大変そうでした笑

コンクリートディレクター受講でどのように変わったか？（白石建設吉田美香ちゃん）

等身大のコンクリート実務者としてCD協会参加でどのように変わったか熱のこもったプレゼンが炸裂。監査対応を吉田さんほか、バックオフィスを担当する女性だけで実施するなどの成果報告が発表された

入会特典ナレッジシェアアプリとIDの提供（継続学習と会員間交流）

CD協会入会のもう一つの特典としてナレッジシェアプラットフォームを核とするコンクリート工場操業アプリと会員IDが提供される。業務上の相談は従来工場の先輩、あるいはせいぜい組合の技術委員会やら参事会やらの「閉じた」世界に委ねられていたが、コンクリートディレクター協会ではJIC森先生や船尾サンコンさんなどその道のエキスパートをはじめ各地で活躍している実務家の皆さんに気軽に相談できるようになっている。なお、会議の模様は至近動画として公開を予定しています

CD協会のレクレーション

そして、仕事に真剣なみんなだから、仕事終わりの懇親会も大変盛り上がりました。それにしても、ほんと元気だな、JIC森先生。

残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値（富）を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。

Before：従来、建設現場で余剰となった生コンクリート（残コン）の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。

After：一方、残コンステーションを実装した地域（生コン組合）では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU（Carbon Capture Utilization）材料としても脱炭素コンクリート（CNコンクリート）に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。