2026/02/06
日常と災害時の相互利用型インフラの試行と構想【ザンコン™︎】【フェーズフリー】実践の紹介
生コン工場は建設資材の製造・供給のみならずフェーズフリーのための緩衝材、媒介材のような役割も果たしている。副産物ザンコン™︎を高度に利用した資源循環と地域社会の実践
ザンコン™︎フェーズフリー
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本日は2月22日に予定されています元気なインフラ研究コンソーシアム総会・講演会でオワコンの宮本さんが発表する内容のご紹介でっす。。
ザンコン™︎st
日常と災害時を自由に行ったり来たりする ザンコン™︎
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現場で余剰となった生コンクリート通称「残コン」を加工して再資源化するための設備ザンコン™︎stは災害時と日常を自由に行ったり来たりしてそれぞれの局面で社会に貢献しています
ザンコン™︎として再出荷
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現場で発生したザンコン™︎にJIS工場の品質管理を施した上で再び出荷する生コンを「ザンコン™︎①」として販売しています。地域社会のインフラ基礎資材としての活用
ザンコン™︎原石に加工
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また、それでも余剰となったザンコン™︎は粒状加工され原石となります
ザンコン™︎骨材
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その原石を分級することで各種サイズの骨材が得られます
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そいのまま埋め戻しや路盤材などに用いるほか、ザンコン™︎細骨材は後述ザンコン™︎②や オワコン®︎まさ固®︎ オコシコン®︎ イワモル®︎の原材料として利用されます
アルカリ刺激材
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汚水を濾過して残渣に特殊混和剤(mapecube)を添加・加工して得られるアルカリ刺激材はSCMs(Supplimentary Cementious Materials)を刺激することで強度発現に寄与します
ザンコン™︎ブロック(土留め、隔壁など)
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また、所定の型枠に打設されて統一規格のブロックとすることで様々な用途に出荷されています
イベント施設としてザンコン™︎ストック
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こちらはパデルやピックルボールのコートの壁として用いられています
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そんなブロックや骨材(原石)は直ちに災害時に復旧資材として転用可能です。日常(スポーツ)と災害(土砂崩れや道路復旧)を自由に行き来できるのがザンコン™︎の強み
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こちらのイベント施設(イベント会場、ステージ、アーバンスポーツパーク)もすべてザンコン™︎でできています。もちろん、災害時には直ちに姿を変えることができます
そんなザンコン™︎だが、足りねえくらいに引っ張りだこだぜっ
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それでも余っちゃったら?
各種生コンとして再生
フェーズフリー資材として公共施設などのインフラとして活躍しながらストックされるザンコン™︎それでも余ってしまったら。そこは当然本業コンクリートの原材料として日々出荷されています。
ザンコン™︎②(生コン)
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白い土間コン™︎でお馴染みの白い生コンクリートはザンコン②で作られています
2種類のザンコン™︎
①納品現場で不要となった生コンクリートにJIS工場並みの品質管理を施した上で再出荷
②残コンなど副産物を由来とした原材料を再合成して製造
オコシコン®︎(ポーラスコンクリート)
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ポーラスコンクリート「オコシコン®︎」
オワコン®︎まさ固®︎(造粒ポーラスコンクリート)
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雑草抑えでお馴染み オワコン®︎まさ固®︎ もザンコン™︎原材料から製造されています
イワモル®︎(CLSM)
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充填材CLSM(Controlled Low-Strength Material)は地下空洞の充填など落盤の未然防止のための資材として役に立っています。つまり、減災にもお役に立っています
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「コンクリートをもっと身近に」
炊き出しフェーズフリーなんてイベントも定期的に開催してたりしてコンクリート産業は地域に貢献もしていますっ
オワッコーン‼︎
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作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。
