2025/11/01
地中に残された無数の空洞が今地方公共団体を悩ませる社会問題になっている
地中に残された無数の空洞が今地方公共団体を悩ませる社会問題になっていることはあまり知られていない。 ザンコン™︎を有効に利用(再資源化)することで解決しうる地中空洞とCLSM(Controlled Low-Strength Material)の話
無数の空洞を充填する CLSM
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今、各地方公共団体の悩みのタネでもあります地中空洞の充填はやっぱりCLSMの出番ですぞっ
圧送機構を通して地中空洞を充填
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現場情報:山本建設
山本建設様 清水町新宿
流動化処理土 小型 1㎥
廃止管充填
(共有:ICC)
CLSM(Controlled Low-Strength Material)なら地中空洞を打設作業も不要で静かに秒で充填します
地面の中には無数の空洞(廃止管)
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普段人目に触れないから意識されない。意識されないから課題とならない。しかし、八潮市の陥没災害でも明らかになったように、ひとたび顕在化したら社会環境へのインパクトは計り知れない。だから、先手で充填することで始末する。それが、CLSMの役割
目立たないけど計り知れない貢献
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全ての作業は人目に触れない。だが、地中空洞を周辺地盤同等の強度(支持力)で充填しておきさえすれば痛ましい災害は発生しない。見えない、知られない、つまり存在しないことと同じであってはならない。だからこそ、生コンポータルでは「伝える」情報発信に力を入れている。
そんな最先端の規格外コンクリートCLSMもJOIS by CD協会のテーマとして交流が活発です
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CLSMもJOIS by CD協会の交流でわかる
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CLSMは我が国では流動化処理土が有名だが、国際的には規格外コンクリートとしての流通実態が見られる。最新のテクノロジーを統合すれば生コン工場にある設備で直ちに製造に挑戦できる。
JOIS by CD協会 ではコンクリート実務家らによる様々な交流が生まれています。CLSMもそのうちの1つ
「コンクリートをもっと身近に」
我が国では生コン産業がリードできなかったのは皮肉だねっ。今からでもきちんと取り返すことはできますよっ
オワッコーン‼︎
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作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。

