2023/08/10

「現在は日本のコンクリート：アスファルト（道路舗装普及比率）はイーブン（50：50）になるスタート地点」他（月刊透水性コンクリート Vol.71）

舗装マテリアルとして「建築」「土木」に加えたコンクリートの新たな分野の開拓が急ピッチで広がっている。圧倒的成長スピードを誇る「オワコン」「オコシコン」この1ヶ月の動き。（月刊透水性コンクリート Vol.71）

圧倒的成長スピード「オワコン」「オコシコン」

全く毎日暑くて大変だよねっ。今回の月刊透水性コンクリートでは「地球を冷やす舗装」として急激に普及が広がっている「オワコン」「オコシコン」1ヶ月の動きをご紹介しますー。

舗装革命が始まった

いよいよアスファルト舗装で当たり前のように用いられている施工機械（アスファルトフィニッシャ、コンバインドローラ）による「オワコン」の施工が始まった。つまり、舗装会社であれば今日から明日から「オワコン」が施工できることを意味するこの出来事の意義は大きい。さらに、ストレートアスファルトの急騰により現在「オワコン」の方がアスファルト混合物よりも価格が安い状況にある。

地球を冷やすコンクリート舗装

路面温度が現在よりも20℃下がったら？舗装普及比率が変化すればその光景が現実のものとなる。

オワコン、ついに！海を渡る

横浜国立大学細田暁教授のお導きにより、NIPPON生まれの「オワコン」がついに海外デビューを果たす。ベトナムダナンでの実装に続いて、現在はパキスタンでの普及が進められている。我が国が生み出した「オワコン」は十分世界で通用するプロダクトのようだ。

「オワコン」なら再生・粒状・回収骨材なんでもござれ

オワコンの潜在性は無限だ。関東の渋谷建材に続き、大分綜合建設では100%回収・再生骨材を用いた「オワコン」の製造・販売が始まっている。

定例の見学会が始まりました！

なお、「オワコン」「オコシコン」の製造・施工体験会は毎月第1土曜日1500〜、滞在型ラボラトリkrを舞台に開催されている。関東ではこちらと、月末の渋谷建材にて定期開催。

「オワコン」「オコシコン」は生コン工場フレンドリ

「オワコン」「オコシコン」はいずれも、消費者・工事業者のみならず、製造業者（生コン工場）にとって都合のいい「三方よし」のプロダクトとして普及が圧倒的スピードで広がっている。

ぜひ、こちらをご覧いただいている方は1度は当社をお訪ねください！百聞は一見に如かず。お伝えしていることが実感としてご理解いただけるものと存じます。

白舗装を50%のために「コンクリートをもっと身近に」

オワコンちゃん、おこし君。今日はいよいよ舗装の分野でも始まるグレートリセット「コンクリートが舗装材料として再定義される」についてご紹介ご苦労様でしたっ。宮本さん的には20年以上、産業としても60年以上生コンやってるわけだけど、いまだに舗装といったら95%はアスファルトだよね。もしも僕の目が白いうちに白舗装（コンクリート舗装）が50%以上になったら。ダジャレも聞いてるけど、とっても素晴らしい世界になるような気がしてますっ。
「コンクリートをもっと身近に」
71回目を迎えた月刊透水性コンクリートもそうだけど「伝える」現場に寄り添った情報発信が最重要と捉えてこれからも邁進してまいりますっ。
オワッコーﾝ‼︎