「たとえば家周りDIY30,000円で一体どこまでできるのか？」中編

ケチって外溝に手をつけなかったツケは「雑草先輩」「ぬかるみ先輩」という恐ろしい悪夢となって住む人に襲いかかる。たった30,000円で運命は変えられる。タイムリープしなくても大丈夫。さあ、スコップと一輪車を用意して立ち上がれ。たった30,000円でどれだけの面積を工事できるのか。

30m2って一体どのくらいの面積？

⚫︎参考記事：「たとえば家周りDIY30,000円で一体どこまでできるのか？」前編

はい。30m2。

結構、広いっしょ？

一般の家周り（犬走）なら、せいぜい60cm幅くらいだから、仮に12m延長があったとしても7.2m2。

日本の庭はそんなに広くないのだよ。

オワコン、余っちまうよ！のだよ。

だから、30,000円もあれば十分家周りの雑草・ぬかるみ・水たまりは解消されるばかりか、床下浸水だって防止できちゃうのだよ。

⚫︎参考記事：「床下浸水や床下の湿気の本当の理由が《家周り》《犬走》の舗装にあったって知ってた？」

というわけで、3部作シリーズの中編「施工」を見ていこう。

おなじみ敷設の様子。

でも、冷静に考えてみればわかるように、日本の庭はこんなに広くはない。

大体、こんなにせいせいとオワコンを広げる面積なんか見かけない。

家周り（隣地との間）はせいぜい幅60cm。

1mもない。

そんな場所だから、施工は一人とか二人とかでできるはず。

だけど、今回の企画はこんな感じで3人で施工してます。

ちなみに、これ、施工上のちょっとしたコツ。

「定規」と言って、まあ、言うなれば、直線の角材を用いることによって、表面の平坦性を期待することができる。

真っ平らにしたいよね、凸凹よりも、って感じで重宝される。

そしてこちらもおなじみ「ふたみタンパ」で締め固め。

特に犬走みたいな狭いところだとプレートのような道具はちょっと手に余る。

だから、ふたみタンパの出番だ。

何も、二見メンバー（生コンポータル所属）に作ってもらうまでもなく、DIYで作れるよ。

普通のタンパだと締め固め面が小さすぎて結構大変だからね。

施工After。

てな訳で、あっという間に見事完成30m2、広いね、こんなに広くないね、日本の家周り（犬走）はっ。

時間を正確に測ってなかったけど、僕が建物の中でリモート会議に勤しんでるうちに終わっちゃってたので1時間もかかってないね。

さらに、実際に施工を担当した透水性夫（映画「透水宣言」の主人公）役の菅野さんのコメントは以下のとおりだ。

「いや、実際、犬走とか家周りはこんなに幅は広くありません。今回は幅が3mで施工したから結構人手が必要になった。でも、これまでの経験から、家周りなら1人でも全然いける。それに、材料は乾かない（保水）から山にして置いておいても（生コン車を帰らせても）自分のペースでできる。DIYには最適ですね」

絶賛だ。

また、その後の打ち上げに参加した工藤さん（仮名）のコメントは以下のとおり。

「へっ。あんな面積を？しかも、たった30,000円で？いいんですか？そんなの、いいんですか？バチ当たりませんか？」

逆にビビっている。

大丈夫。

オワコン、無敵だから。

しかも、30,000円には配送料まで込みだから。

さあ、怒涛の3部作、明日はフィナーレを迎える。

果たして30,000円で完成したそこでは一体どんな体験ができるのか？をテーマに締め括りたいと思う。

ちなみに、本日は横浜市で姉妹製品granZ conの施工が予定されている。

配合はオワコンに酷似しているのだが、なんと、セメントを使っていない、という脅威の特徴を有している。

しかも、骨材は砂利とか砂とか、砕石とか、天然資源を一切使ってない。