2022/01/27
「オワコンで、ええやん。そもそも、なんで土間コン?」防草シート・砕石敷き

「オワコンで、ええやん」「オワコンで、いいじゃん」。このところ頻繁に施工されるようになった犬走や歩道に用いられる防草材「オワコン」。とあるお施主さんは元々防草シート下地に砕石式にしてその上に車を停めるとおっしゃっていた。あれ?土間コンて必要?
オワコンで、ええやん
(引用:https://ohnocs.blog90.fc2.com/blog-entry-1496.html)
我ながら盲点だった。
そもそも、駐車場の定番は土間コンですら無かったことに昨日気づいたのだった。
ある時ある現場でお施主さんがおっしゃっていた。
「元々、防草シート下地に砕石敷きにして車を停めようと思ってたので、オワコンでいいかな、って。」
その時気づいちゃったのです。
「オワコンで、ええやん」
なぜか、僕、静岡生まれ静岡育ちなのに、口をついて関西弁が飛び出したんです。
「オワコンで、ええやないかい、ほんま」
なぜ、1m2あたり5,500円とか6,500円という大枚を叩いて、人は土間コンを施工しようとするのか。
甚だ、謎である。
思考停止と言っても過言ではないのではないか。
砂利を敷くため雑草が生えにくい環境ではありますが、確実に雑草を防ぐためには厚さ0.64mmの「ザバーン防草シート240」がオススメです。 砂利の敷き厚は人が出入りする場所で約5cm以上、車の乗り入れする場所で約10cm以上を推奨しています。
(引用:環境スマイル)
だ、そうだ。
ざば〜ん。
エクステリア界隈をそこそこ賑わせているようだ。
ただし、駐車場に利用する場合はある程度の敷き厚を確保せねば車両の往来などでシートが破けてしまって草が生えてくるようで、厚みは100mmを推奨している。
で、オワコン。
件のお施主さんは「元々砕石敷きでその上に車停めようと思ってた」程度だったので、オワコンを採用した。
厚みは50mmだった。
例えば、これ、DIYでやった場合にどうなるだろう。
駐車場50m2をオワコンで施工。本来は掘削して路盤を敷き込んで転圧し、その上に施工したいところだが、そもそもが「砂利敷きでいい」ということであれば、オワコン50mmも施工しておけば十分だろう。50m2にはおよそ5m3のオワコンが必要だ。現在、およそ1m3あたり30,000円で手に入るのでDIYなら150,000円で完了。
これ、例えば、6,500円/m2で土間コンを施工したとして、325,000円に加えて、掘削・残土処分・路盤・型枠といった追加費用が発生する。
オワコンをDIYするって簡単なの?
現在生コンポータルでは動画コンテンツの充実に振り切っている。
かなり、振り切っている。
⚫︎参考1:>生コンポータルYouTube公式アカウント
⚫︎参考2:生コンポータルYouTubeサブアカウント
詳しくは上記をザッピングしていただければだが、以下にDIYの参考になりそうな動画をいくつか貼っておく。
砕石敷きと同じことだ。
撒いて、踏む。
極論、これだ。
A0001 オワコン施工「オワコンが生コン車から出てくる様子」
https://youtu.be/RA6AkM6Tr8E
A0002 オワコン施工「手作りタンパで転圧します。機械が入らない場所はコチラで。」
https://youtu.be/y6DnVxYzXOY
A0003 オワコン施工「インタビュー(設計者視点)"水はけがいい。"」
https://youtu.be/Bx7CKtwtSX8
A0004 オワコン施工「細かいところはコテ押さえ」
https://youtu.be/bbMg3D_-hto
A0005 オワコン施工「施工エリアまでは一輪車で運びます」
https://youtu.be/-ETIvIqzxQU
A0006 オワコン施工「手作りタンパで転圧します。力加減のコツ。」
https://youtu.be/EofyfrdFD24
A0007 オワコン施工「和気あいあいな作業?」
https://youtu.be/D8YHwpV1knk
A0008 オワコン施工「地道に作業が続きます。施工エリアが遠いと時間がかかる。」
https://youtu.be/xBaxP4IBHu8
A0009 オワコン施工「施工者"明日には乾いて歩けるんですか?"」
https://youtu.be/LOIPdcAJyJM
A0010 オワコン施工「施工者"慣れてないから大変でした。仕上がったらきれいになりそうですね"」
https://youtu.be/b9iA9UliR5s
A0011 オワコン施工 まさつぐ「変わった重機"猫いらず(自称)"いい感じです。(猫使ってるけど)」
https://youtu.be/rgJ76HOyPlo
A0012 オワコン施工 まさつぐ「1時間で現着。材料はいい感じ。」
https://youtu.be/AtuEcN3r12I
A0013 オワコン施工 まさつぐ「"猫いらず"で施工中。直取りしてます。」
https://youtu.be/eq1YCE1BpzA
A0014 オワコン施工 まさつぐ「簡単そうですけど、プレートをうまく操作するの意外に難しい。」
https://youtu.be/LZn0u7xhB4E
A0015 オワコン施工 まさつぐ「ベニヤ板敷いてる施工と直接施工の違い。」
https://youtu.be/yDOgu9gyFNY
A0016 オワコン施工 まさつぐ「施工の違いによる、「水捌け」と「強度」と。」
https://youtu.be/iEOaYkptZ6c
A0017 オワコン施工 まさつぐ「施工状況の解説をします。」
https://youtu.be/XhHPlK6hQek
A0018 オワコン施工 まさつぐ「"猫いらず"お疲れ様でした。」
https://youtu.be/STfoLkwtd-o
ね?
自分でできそうでしょ?
っていうか、自分でやりたいでしょ。
そんなオワコンだが、もちろん、駐車場として開発されたものではないし、駐車場の土間コンに寄せられる性能は全く謳ってない。
いわば、砕石敷きと土間コンの間くらい、ってのが正確な表現だろうか。
砕石と違って散らかったり、埋まったりはしないけど、土間コンと違って、ある程度の荷重がかかればそりゃヒビが入ったり割れたりするよ、って感じか。
割れたり、ヒビが入ったりはちょっと、ってことなら、100mmで施工すれば、まあ、安心だろう。
もちろん、保証するものでもないのだけれど。
オワコンで、ええやん。
オワコンで、いいじゃん。
これ、2022年にエクステリア界隈でバズらせたい。
ていうか、バズる。
わざわざ、防草シート貼って、その上に砕石を敷くくらいなら、マジで、オワコンでいいと思う。
そんな気持ちが全身にみなぎっている。
宮本充也
現代、ウェブやSNS(庭ファンなど)で容易に専門知識も手に入る。
透水性コンクリート(ドライテック、オワコン)に興味を持った施主はマップ(下段参照)から直接施工者に相談。
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仕入れは普段付き合いのある業者から可能、または当サイト掲載業者からも
掲載されている材料や施工については、生コンポータルから施工・製造をレクチャー。今は取り扱いがない施工者・生コン工場でも取り扱いをし始めるケースも多い。または当サイト庭コンにて掲載しているマップから購入も可能。
【施工者】支払い方法は貴社条件で
生コンポータルでは初めての取引でも通常仕入れと同じように買掛可能※。
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「雑草やぬかるみ、水たまりだけ解消できればそれでいいんだけど」
もしもそんなニーズであるならば、雑草・ぬかるみ・水たまり対策コンクリ「オワコン」は現在一式88,800円で販売中。
⚫︎参考記事:雑草・ぬかるみ・水たまり解消「オワコン一式 《88,800円》 今なら全国一律で請け負います!!」生コンポータル
⚫︎参考記事:【募集】「全国一律5,000円/m2で請け負う《実験用》駐車場タイプの造粒ポーラスコンクリート《オワコン》施工」
このように、今では透水性コンクリート(ドライテック、オワコン)は土間コン同様に容易に手に入るようになった。
オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)
◆施工面積40m2
材料費 (配送料無料) | 80,000円 | 40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 70,000円 | 2名 x 35,000円(日当) |
諸経費 | 7,500円 | 5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事)) |
合 計 | 157,500円 |
※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2
◆施工面積60m2
材料費 (配送料無料) | 120,000円 | 60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 95,000円 | 2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許) |
諸経費 | 10,750円 | 5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事)) |
合 計 | 225,750円 |
※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2
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