渋谷建材、大里ブロック工業、そして毛受建材といつだって情報発信に積極的な生コン工場の手にかかれば待ってなくても先に先にとプロダクトは進化する。「手渡し用オワコン配布資料を希望される生コン工場にご案内しております！」

オワコンフライヤー

オワコン地元顧客用フライヤー.pdf

生コンポータル（長岡生コンクリート）の地元顧客に配布される予定のフライヤー。

原案は毛受建材さんからチャットで提供されたものを当社仕様に作り替えた。

生コンは毎日数十件と生コン車で配送されている。

生コンを納品しおわると必ず「納品伝票」にサインをしてもらって完了となる。

その時にこちらのフライヤーをドライバー担当の方からお客さまに併せてお渡しする。

たったそれだけ。

特に小ロット、小さい現場の受領担当者なら日々ラストワンマイルで生コンを触っているから知っている。

「土間コンは大変だ」

身につまされている。

掘削・残土処分・路盤・型枠・ワイヤーメッシュに丸一日かかる。

翌日（雨が降らなければ）朝1番からコンクリートの打設が始まる。

水勾配をしくじると水たまりが発生してしまうから気が気ではない。

途中雨が降ってきたらおじゃんだから気が気ではない。

ブリーディングが引くのを待たなきゃだし金鏝仕上げが終わる頃には5時すぎてるし残業だし。

さらには、水分の蒸発散の加減で表面には色むらが気まぐれに発生するためクレームにも発展しやすい。

そんな彼や彼女の苦悩にこのフライヤーは届くのだ。

「撒いて（敷き均して）、踏む（締め固め）だけ！」

へ？

ブリーディング待ちないの？

鏝で仕上げずその上にすぐに乗れるの？

ペーストがないから飛沫もないので衣服や靴に生コンが付着したりすることもないの？

本当に本当なの？

また、生コンポータルではWEB上から編集可能なファイルのDLができるように予定している。

サンプルは当社用のものだが、それぞれの工場用に編集してそれをそのまま配れば価値は伝わっていく。

建築・土木で「難しく考えるようになってしまった」思考回路を切り替えよう！

僕は生コン屋だが、生コン業界にいると、「なんでそんな細かいの？」と思わないでもない場面に遭遇する。

「顧客はサッポロ一番、卵かけ、原価100円未満を要求してるのに、なんで1000円以上もするあんかけ五目ラーメンを料理したがるのか」

そんな感じだ。

僕はお昼ご飯にサッポロ一番味噌ラーメンに生卵を1個かけて調理された物を食べるのが好きだ。

料理は時間も水の量も適当にやっているがそれでも十分すぎるくらい美味である。

幸せ度で考えると気張って食べたステーキ（シャトーブリアン）を赤ワインで流し込んだ時とそうそう変わらない。

気張ってる分、そしてその後の散財、という意味では疲れるから、幸せ度は低いのではないか。

あるいは、すき家の牛すき鍋定食も大好きだ。

あれ、多分、松坂市の高級店で食べたら楽勝で10,000円越えのところを、なんと1000円以内で食べれちゃうのだ。

しかも、卵2個でも、1000円以内なのだ。

だから人々は気軽に食べられるそういったプロダクトとしてのサッポロ一番や牛すき鍋定食を欲する。

なのに生コン産業は顧客に対して常にシャトーブリアンや松阪牛を提供しようとする。

僕は常々そう思っている。

確かに建築・土木に用いられるコンクリートに間違いがあっちゃあいけない。

間違い、即、人命に関わるからだ。

だから、土木・建築に携わるとりわけゼネコンの品質管理担当者や技術者はハイスペックを要求するようになる。

より高い強度、より高い耐久性って感じだ。

で、いつしか、それが、目的を忘れて常態化する。

例えば顧客が「ただ雑草が生えなきゃいいんだけど」とか「ぬかるみがなくなればそれでOK」って思っているのにも関わらず。

それが要求であり、本来我々の目的であるはずなのに、それを置き去りにして生コン産業はより高強度・高耐久を提供しようと奔走する。

集団催眠とでも言おうか、思考停止が業界に蔓延るのだ。

オワコンの目的は「雑草」「ぬかるみ」「水たまり」の対策オンリー！

上述の例えを引けば、「オワコンはめっさお腹空いてる時の卵かけご飯」みたいなもんだろう。

原価100円にも満たない。

エクステリアの価格帯で言えば防草シート下地に砕石（6号砕石や防犯砂利）敷きみたいなのになる。

そこに、生コン産業は建築・土木で洗脳された価格帯のプロダクトを押し売りしようとしてきたってわけだ。

オワコンは卵かけご飯だ。

大盛りにして卵2個かけたって原価100円以下だ。

オワコンはTKGなのだ！

ニーズさえ満たせればそれでいい。

さらに、味噌汁やお新香つけたかったり、たまにはシャトーブリアンを食べたければ、それは顧客に任せりゃいい。

生コン工場が顧客に対してシノゴの自分達の高品質な生コンを売りつける愚を犯してはならない。

というわけで、オワコン関連資料続々と整備されつつあります。

HPで配合や各種販促資料（フライヤー）がDLできるようにします。

製造方法や施工方法も動画でわかるようにします。

これぞ、Dxって感じで気合い入れます。

建築・土木に納める生コンという分野で疲弊してきた僕たちは「防草」という分野で羽を伸ばしましょう。

顧客が喜んでくれる。

本来のモノづくりの目的に向かって邁進しよう。

70年産業の蓄積ってのは偉大であるということを世に知らしめていきましょう。

宮本充也

※以下は透水性コンクリート（オワコン、ドライテック）の一般的入手方法について

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現代、ウェブやSNS（庭ファンなど）で容易に専門知識も手に入る。

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仕入れは普段付き合いのある業者から可能、または当サイト掲載業者からも

掲載されている材料や施工については、生コンポータルから施工・製造をレクチャー。今は取り扱いがない施工者・生コン工場でも取り扱いをし始めるケースも多い。または当サイト庭コンにて掲載しているマップから購入も可能。

【施工者】支払い方法は貴社条件で

生コンポータルでは初めての取引でも通常仕入れと同じように買掛可能※。

※決済には全てウェブで完結の簡単な登録が必要。

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「雑草やぬかるみ、水たまりだけ解消できればそれでいいんだけど」

もしもそんなニーズであるならば、雑草・ぬかるみ・水たまり対策コンクリ「オワコン」は現在、材料30,000円、工事一式88,800円で販売中。

⚫︎参考記事：《快適な庭》「材料30,000円です。任せても工事一式88,800円です。防草シート＋砕石（化粧、防犯）敷きを検討中なら！」雑草・ぬかるみ・水たまり対策

⚫︎参考記事：雑草・ぬかるみ・水たまり解消「オワコン一式 《88,800円》 今なら全国一律で請け負います！！」生コンポータル

⚫︎参考記事：【募集】「全国一律5,000円／m2で請け負う《実験用》駐車場タイプの造粒ポーラスコンクリート《オワコン》施工」

このように、今では透水性コンクリート（ドライテック、オワコン）は土間コン同様に容易に手に入るようになった。

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