2019/09/09
生コン屋さんの再定義・アップデートについて(週刊生コン 2019/09/09)

日本中に展開する生コン工場(およそ3,000以上)を単なる生コン製造・販売の事業所としてではない新しい捉え方をすると何が起きる?地元で長年操業し多くの施工者に親しまれてきた生コン工場は次のステージへ。
「めっちゃ安い資材が調達できる」【庭コン】登録で得られるメリット
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_849.html
生コンという製品は特殊だ。
スーパーゼネコンから地域の造園屋さん・設備屋さんまで。
その需要家は建設全般に及ぶ。
「水の次に流通する材料」
生コンの需要家はまさに多様だ。
その担い手地域の生コン工場は多様な施工者との取引関係を有する。
それも、1年2年なんてもんじゃない。
その地域のあらゆる建設シーンに長年に渡り繋がっている。
こうした存在は稀有。
そこから発展した【庭コン】は日本中の地元施工者と地元施主を無料で繋げる新しい生コン工場の役割を規定した。
そして、今度は多段階流通構造の打破に向かう。
地元で長年建設事業者に直接製品を卸して来た生コンを「ハブ」に見立てる。
生コン以外の各種製品を届ける流通脈と定義する。
「めっちゃ安いだけじゃない!100円1ptの永久不滅ポイントも付く?!」【庭コン】で資材調達
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/1001pt.html
その挑戦を加速させるのが、多様な決済方法。
大手クレジットカード会社アメックスと建設の連携。
あらゆる建設資材はクレジットカードを媒介として施工者とつながる。
多段階打破だけじゃない。
生コンだけじゃない。
建設というビジネスシーンにカードを媒介させることで仕入れの多様化、そして100円につき1ptの永久不滅ポイントが得られる世界。
【東京】「30度の急斜面でも施工できちゃう!」困った時の透水性コンクリート
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/30.html
そんな再定義された生コンと施工者の世界ではどんな生コンが流通するのか。
30度の急斜面で施工できちゃう生コン。
その他にもまだある。
◼︎150度も冷たいアスファルトのような生コン。
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_851.html
◼︎ワイヤーメッシュがいらない土間コン
https://www.nr-mix.co.jp/new_nama/blog/pp1.html
◼︎生コン屋さんから届く流れる埋戻し材
https://www.nr-mix.co.jp/lquid/blog/post_48.html
生コン屋さんを生コン製造・販売に限定するのではない。
もっともっと抽象的に捉えることで、新しい価値を生み出す存在にアップデートできる。
捉え方次第でチャンスは生まれる。
人口減少とともに活躍のフィールドも狭まる生コン産業。
アップデートは必須だ。
宮本充也