2022/02/19

【広島】「2月には、あと2件ほどの予定があるので、作業の目処が立った」中国生コンクリート・フィード

広島県広島市。一般新築住宅の外構工事に透水性コンクリート「ドライテック」採用。庭の一部にバスケのゴールを設置したい要望があった。住宅地なので、なるべく音を抑えたいと思い、webで見つけて施工フィードに相談を寄せる。
製造：中国生コンクリート、施工：フィード（18m2、100mm厚、5名）

広島でもいよいよ！

施工Before。

バスケのゴールを設置する予定。

住宅地でもあり、なるべく音（ドリブル）を抑えたい要望から、WEBでドライテックを探し当てる。

⚫︎参考記事：【福岡】「ボーラーの心理を知り尽くしている新井さんがプロデュースした自宅用バスケットコート」all round

一方、ご当地広島。

実は、透水性コンクリートそのものの普及が難航していた地域。

もちろん、実績がゼロだったわけではないのだが、ご当地生コン工場からの協力体制を取り付けることが難しく、この度中国生コンさんの全面的なバックアップが得られ、フィードより立て続けにドライテックの施工が予定されている。

いよいよ広島でも本格的に始まろうとしている。

写真からもわかるように敷き広げられた材料（ドライテック）はトンボ・レーキ・定規などで平らに均される。

この時、土間であれば必須事項の「水勾配」という傾斜（2〜3%程度）は考えなくていい。

これだけでも施工性は向上するはずだ。

その後はプレートやタンパなどで締め固め。

それだけで仕上げは終了。

施工After。

いや、お見事。

現場に立ち会った二見メンバーからの共有はこちら。

数量がギリギリだったので、直前に砕石を入れて、路盤の高さを調整。
施工は、普段舗装をやっている職人さんだったので、道具などの扱いに慣れていた。
以下は、施工者の声。
「2月には、あと2件ほどの予定があるので、作業の目途が立った」
「動画で見ていたけれど、実際やってみて、よく分かった」
「アスファルトと似た性状だね」

いよいよ苦しんだ広島での透水性コンクリート（ドライテック、オワコン）も順調に動き出すようだ。

そんな透水性コンクリートはどうやって手に入るのか。

文尾に紹介しておきたいと思う。

全国各地で今やエクステリアの舗装といえば透水性コンクリートが常識になりつつある。

今回はバスケのドリブル音というマニアックなニーズとなった。

だが、透水性コンクリートの満たすニーズは多様だ。

無論、水を通すことによる地下水系への雨水の還元。

樹木や草花の根系へ新鮮な水や酸素を届ける。

呼吸する大地は環境を潤す。

また、コンクリートだから、人々を悩ませる雑草は対策できる。

ぬかるんだり、水がたまったりなど実用上のニーズだって対応。

そして、土間と違って真っ平ら。