長岡生コンクリート
骨材の再生利用、CO2の削減、コストダウンに

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2021/11/23

「現場から出るときには廃棄物じゃないのに生コン工場から出るときは廃棄物っておかしくね?」

「現場から出るときには廃棄物じゃないのに生コン工場から出るときは廃棄物っておかしくね?」

昨日(2021/11/22)はゲストに宇部建設資材販売小山さん他をお招きし現地を視察しながらの残コン座談会が繰り広げられた。その時喋ってて気づいた。「現場から出るときには廃棄物じゃないのに生コン工場から出るときは廃棄物っておかしくね?」



残コンは偉大な未利用原料だ

議論が白熱してしまったこともあり写真を撮り忘れた汗。

僕が兄貴と慕っている宇部建設資材販売小山さんが東和アークスの栄花さん、そしてユニテックの玄永さんを伴い当社長岡生コンクリートに実装されている残コンステーション(上記動画)の視察にお越しくださった。

議論が本当に白熱した。

で、気づいたことがある。

残コンは現在廃棄物として取り扱われていない。

ごくごく当たり前のことだが、人はそこを見落としてしまうようだ。

僕自身もそうだった。

もしも残コンが廃棄物だったとしたらゼネコンや工務店は余ったそれに対してマニフェストを交付しているところだ。


産業廃棄物管理票(マニフェスト)とは、廃棄物の処理が適正に実施されたかどうか確認するために作成する書類です。排出事業者には、マニフェストを作成して「委託した産業廃棄物が適正に処理されたか否か」を確認する義務が課せられています。(全国産業資源循環連合会


現実、残コンにはマニフェストが交付されていない。

つまり、それは、廃棄物ではない、ということになる。

ものすごい当たり前のことだ。

一方、大半の生コン工場は押し付けられた残コンを「廃棄物」として適正に処分することを義務付けられているかのように見える。

事実、大半の生コン工場は、陶磁器クズみたいなカテゴリで収集運搬許可、あるいは中間処理業者らにマニフェストを交付して処分を依頼している。


これ、おかしくない?


「残コンは偉大な未利用原料だ」

この言葉は日本コンクリート工業の早川さんから伺った。

「生コン工場は飽和水酸化カルシウム溶液の泉」

こちらは、東京大学石田哲也教授のお言葉。

残コン≠廃棄物、だとするならば、それはまさしく原料だ。

加えて、それら大半は利用されていないということであれば、未利用原料だ。

都市鉱山に近いかもしれん。

やはり、人と人とが対話し結びつきあれこれ関わり合うことで新しい気づきが得られる。

やっぱし家に閉じこもってないで、色んな人との交流を引き続き継続したい。



残コン=未利用原料、となるならば、生コン工場から排出されるそれは廃棄物ではない

この論法に異を唱えることができるだろうか。

栄花さんと以下のような話をした。


現在東和アークスでは取引先の生コン工場から残コンを「陶磁器クズ」として受け入れているという。

ここを抜本的に見直してみてはどうか。

そもそも、産廃じゃない。

だから、原料を手に入れている。

つまり、そこにはマニフェストもいらないし、廃掃法が及ぶ筋合いもない。

ただし、その原料(マテリアル)を加工して製品(プロダクト)にするには当然加工賃がかかるから、その加工賃については生コン工場に負担してもらう形とする。

そもそも生コン工場側がそれを希望しているのだから、需要と供給はマッチするはずだ。

その取引を「産業廃棄物の受け入れ」ではなく、「原料の受け入れ」とすれば世の中の生コン工場の苦しみは解かれる。


なんでここに気づかなかったんだろう。

これ、面白いから、環境省とか地元保健所に堂々と「こういうプロセス・フローを事業として始めます。産業廃棄物ではないので悪しからず」と言ってのければいいのだ。

誰も文句は言えない。

「へ?だって残コンですよ?」

である。

「廃棄物なんですか?」

これには絶対に当局も返答できないはずだ。

どうだ?

何も言えねえだろ?笑

はっはっは、愉快である。

誰も文句は言えないはずだからである。

超気持ちいい。

なんも言えねえ。

そうなると、生コン産業界隈に新しい業態が生まれるということになる。

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⚫︎参考記事:《コラム》「厄介者【スラッジケーキ】はCO2を固定化する媒介として今後注目される」


未利用原料「残コン」(或いはスラッジケーキ)を加工してCO2を吸着させる技術はラストワンマイルで確立している。

廃棄物ではない、何者かがわかっていなかった「残コン」は脱炭素時代の貴重な原料として注目を集めることになるはず。

偉大じゃん、マジで、である。

やべえ、超気持ちいい、である。

ほんで、このパウダー化した残コンはそのまま生コンとかアスファルトとかの原料になっちゃう。

とりわけアスファルトはJISみたいな鎖があまり及ばない分野であることもあり、自由度が高い。

なんと、東和アークスはグループでアスファルト会社との接点も持っているし、RRCSにも加盟されているから今後あれこれ多方面の協業が見込めそうだ。

いやはや、すごい楽しみ。



ぜひ、RRCSの分科会(リサイクル)で本件フィールド実験として取り上げていきたいと思う。

⚫︎RRCS残コン「リサイクル」分科会

栄花さん、ぜひ、今後ともよろしくお願いします。

さらに、ご紹介いただいた小山兄貴にはいつもこうした素敵なご縁を繋いでいただいてます。

誠にありがとうございます。

当時三谷商事に在籍していた金海さんのおかげでご縁に恵まれ参加させてもらっているTGC会でも引き続き楽しくご一緒させていただけましたら幸いに存じます。

「現場から出るときには廃棄物じゃないのに生コン工場から出るときは廃棄物っておかしくね?」

この気づきは実に大きかったと思います。

そして、これは日本中、或いは、世界中の残コン問題に光を照らすシーズだと存じます。

今後とも引き続きご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
あとじゃん先生(宮本充也)

1級(造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

メーカーは消費者のことを啓蒙する必要のある素人として軽んじている。
「最近の施主はインターネットで付け焼き刃に知恵つけやがって」
こんなプロ施工者や製造者のひどい声を聞かされることもしばしば。
ものづくりは消費者の方を見ていない。 [ 続きを読む ]

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