生コンポータルの役割は生コン工場の市場を創造すること。オワコンも、オコシコンも、そしてこれから始まるイワモルも。全ては生コン工場の事業機会の構築を意味した活動。

イワモルはあらゆる生コン工場で今日から製造可能

残コンステーションで残コンの改質

工場に戻された生コン（残コン）は残コンステーションにかけられ造粒骨材（原石）として蘇る。

残コン造粒骨材のストック状況

残コンステーションで改質された残コン（残渣）は造粒骨材（原石）としてここから5mmふるいで篩い分けられる。

YNU（横浜国大）の学生さんたちが人力で残コン造粒骨材をふるい分け。基本をまずは理解した上で、機械による自動化に向かう。

大型機械で自動化を予定している残コン造粒骨材ふるい分け

白石建設（岡山）から拝借したトロンメルでは自動的に5mmアンダーが得られるようになる。

こちらはYNUらの予算で導入された振動ぶるい。まだ湿り気のある残コン造粒骨材を強制的にふるうことで粗骨材周囲のモルタルペーストを剥がしV骨材（H骨材相当）を回収する予定。

残コン造粒骨材（5ｍｍU）＋セメント＋水＝流動性埋戻し材

所定のフローや密度を満足する流動性埋戻し材の原材料は残コン＋セメント＋水のみ。それらは全て生コン工場で得られるものであり、地産地消の権化のような製品は生コン同様バッチャープラントで製造可能。

渋谷建材（埼玉、および関東）・松尾建材（徳島、香川）・ビルドベース（高知）で始まるイワモル製造

残コンステーション全景。「残コンステーションならびにイワモル・オワコン・オコシコン等のご見学は随時受付しております」生コンポータル

イワモル オワコン オコシコン 始めませんか？

ボイド管の中に充填され硬化したイワモル。「残コンステーションで生産された砂とセメントに注水するだけで出来上がる流動性埋め戻し材（流動化処理土）のライセンシング事業が始まる」

作者・宮本充也