長岡生コンクリート

2023/03/23

「RG骨材(残コン造粒骨材)100%で製造した生コンクリートの平常出荷カウントダウン」

「RG骨材(残コン造粒骨材)100%で製造した生コンクリートの平常出荷カウントダウン」

いよいよRG骨材コンクリート製造・出荷がカウントダウンを迎えている残コンステーション(ヤード、ファクトリ)とICC。今回はRG骨材製造最盛期を迎えている現場に迫る。地産地省の資源循環の実践が世間一般の標準となるために必要なことは実践。



残コンステーションヤード

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 残コン女の子

こんにちは、残コンさんと申します。
今日は、生コンポータルさんが運用する残コンステーションで製造されたRG(Returned-concrete Granulated)骨材作る生コンの平常出荷がいよいよカウントダウンを迎えているということでそちらの現場をご紹介しまっす。

残コンステーションファクトリ

残コンステーションでは余ったばかりのドロドロの生コン(残コン)を処理して造粒前骨材を生産するんだ。現在、生産プロセスはさらなる最適化が行われて1トンあたりに使用される造粒材のコストは500円(500円/t ≦)を下回ったぜ。

 残コン姐さん

造粒全骨材養生(ヤード)

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左、運ばれたばかりの造粒全骨材。右は屋根下にストックされ乾燥したもの。ある程度乾燥しなければふるい分け作業に支障が生じる。

 残コン女の子

こちらに運び込まれた残コン造粒全骨材は乾燥するまで保管されます。そのため粗・細骨材として生コン工場に運搬するためには一定の保管スペースや雨水などで濡れないような対策が必要になります。

造粒骨材分級(トロンメル)

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乾燥養生された全骨材はトロンメルにかけられ左・RG細骨材、右・RG粗骨材に分級される。

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試験練り段階では十分にコンクリート原材料としての使用に耐えるってことだ(参考:「RG (残コン造粒)骨材がコンクリート強度(低下)に及ぼす影響とジオポリマーポーラスへの適用」ICC
いよいよ生コン工場への出荷を待つばかりとなったRG骨材。
これからJIS外品(オワコン、オコシコンほか)を中心に地産地消の循環が生まれるぜっ。

 残コン姐さん

まずは高炉セメントB種に標準化

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関連記事:「混和剤以外は全て残コン、高炉スラグ微粉末、スラッジ水(上澄水)など副産物で製造したジオポリマー 1週強度」

 残コン女の子

なお、販売先の生コン工場(ICC)ではジオポリマーとしての製造に先立ち高炉セメントB種の生コンに適応する見通しです。
RG骨材から供給されるアルカリ分に期待しています。

生コン組合単位で運用

残コンさん、残コン姐さん。残コンPR活動ご苦労様でございます。
個人的には20年以上関わってきた残コンがいよいよ大掛かりに地産地消に向かう今この時に万感の思いが去来しているところだよ。
でも、ね。
これ、どこぞの地方の生コン屋(うち)とか、どこかの威勢のいいアウト工場でちょこまかやってるバヤイじゃあないんだ。もっと高域に、ド派手にやらなきゃ、意味がない。
ICCの残コンつってもせいぜい月産150m3程度。生コン換算でも150m3程度にしかならないよね。でも、組合単位(あるいは地域単位)、たとえば10工場で同様のプロセスを回せば、単純に10倍。1500m3/月 の生コン組合(ご当地)オリジナルの生コンクリート(RG骨材コンクリート)を、しかも、原材料は全て「地産品」残コンていううたいができる、みんな大好きSDGs、資源循環、脱炭素が実践できるんだから。
そんな壮大な取り組みが業界標準になったら、我が国が今後のコンクリート産業をリードすることになると思います。
願ってるばかりで、実践が大切だねっ。
頑張るぞっ、オワッコーン‼︎

 宮本

 残コン女の子

ぉ、おわ??
確かに単純なプロセスですが、もっともっと親しまれる採用されやすい仕組みにブラッシュアップですね。
残コン‼︎ オワッコーン‼︎

 残コン姐さん



作者・宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

危険物取扱責任者(乙4)/1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:採石業務管理者/2級FP技能士