2025/05/14
5年以内に生コンスラッジの争奪戦が始まると断言しておきます【ジョイスラッジ】

オワコンの宮本さん沖縄圏を訪ねています。このところ頭の中はジョイスラッジ一色。だって生コン屋さんのみんなの敵スラッジケーキが液体混和材として利用できるようになっちゃったんだから
ジョイスラッジCLSM(残渣式流動化処理土)補助材としての適用
本日はまたしてもオワコンの宮本さんの大風呂敷にお付き合いいただきますー。。
南建工業表敬訪問
オワコンの宮本さん昨日(2025/05/13)から明日にかけて沖縄を訪ねています。いくつか用件があるがメインと言っていい南建工業訪問では開発ホヤホヤのJOIS的スラッジ高度利用プロジェクト「ジョイスラッジ」の残渣式流動化処理土への適用を検討するため
残渣式流動化処理土(CLSM)補助材にジョイスラッジ検討
ジョイスラッジとは
通常のスラッジ(写真)にJOISで研究・開発・実装を進めているメソッドを実装すると
流動性を帯びた液体混和材が得られる。こちらを、生コンクリートの細骨材や練り水に置換して用いる。ジョイスラッジと名付けられた
残渣式流動化処理土(CLSM)が生コンスラッジ問題も解決
こちら、中村建設と生コンポータルの協力の末、故・比嘉前専務時代に設置された残渣式流動化処理土プラントはジョイスラッジの製造と軽量、投入にそのまま適用可能。生コンポータルではライセンサーである中村建設へのジョイスラッジを加えて強化されたCLSMのサプライチェーン構築を提案予定だ
残渣式流動化処理土( CLSM)を導入すればそのまま生コンスラッジ問題を解決できるってわけだなっ
スラッジを喜びに!ジョイスラッジはJOIS
「コンクリートをもっと身近に」
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。