2025/06/04
CO2を固定した生コンスラッジや高炉スラグ微粉末(SCMs)で作ったCLSMは有望なCCUSになります

JOIS by CD協会 で推進する残コン(生コンスラッジ)を高度に利用した規格外コンクリートCLSMは言い換えればCCUSとすることができる。路床や路体の置き換えを兼ねたCCUSの実践について
路床や路体の置き換えに CCU/CLSM を用いれば CCUS が実現します
本日は路床や路体といったボリュームのある部材をCLSMで置き換えることでCCUSが実現する青写真をご提示しますぞっ
路体や路床の置き換えCLSM
現場情報:山本建設
山本建設様 清水町八幡
流動化処理土 大型 5.5㎥
路体、路床埋め戻し
路体 と 路床 って何?
路体とは、道路構造の最下層(盛土や切土で作られる)で、路床(舗装の下の地盤)を支える層のことです。路床は、舗装の支持層として構造計算に用いる層を指します。つまり、路体は路床の下にある層を指します。(AIの回答)
CLSM(Controlled Low-Strength Material)なら強度管理が自在なため路床や路体の置き換えに用いることができます。ただ、流し込むだけ、だから作業負担も軽減されます
CLSMは流し込むだけ勝手に充填
ご覧の通りに液体状、水のように流れ込んでいくからどんなに狭い穴ぼこでもきちんと充填(埋め戻し)してくれます
生コンスラッジ由来の液体混和材ジョイスラッジやSCMsをふんだんに利用することでCLSMはCCUSを実現いたします
CCU材使えばCLSMはCCUS
(Carbon Capture Utilization/Storage)
例えばCLSMの主原料ともいうべき生コンスラッジをあらかじめCO2固定させ炭酸カルシウムにする、あるいは普通ポルトランドセメントを100%高炉スラグ微粉末や火山ガラス微粉末、フライアッシュなどのSCMsに置き換えるなどを講ずることで 規格外コンクリートCLSMはCCUSとすることができる。CN/CE/NPの時代に期待されるCLSMの性能
「コンクリートをもっと身近に」
今後、CLSMを身近にすべく全国の生コン工場さんと連携してイワモル製造一夜城プロジェクトを推進してまいりますっ
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。