2025/05/08
JOIS的生コンスラッジ高度利用では生コンクリートの強度増進によりセメント量減らせます

JOIS(Japan Out-Industrial Standard)では再強コンクリートやオワコン、イワモル(CLSM)、オコシコンなどを主な適用先として生コンスラッジの高度利用タスクフォースが活況を呈しています
JOIS的生コンスラッジ高度利用(実装)
本日はにわかに活況を呈しているJOIS的生コンスラッジ高度利用タスクフォース(実装)についてのご紹介となりますー。。
重力式フィルタープレス(残コンst)
残コンstに設置されてある重力式フィルタープレスでは翌朝には残渣が得られる仕組み
生コンスラッジ(含水率70%)
その残渣をさらに半日かけて脱水するピット
JOIS加工ピット
こちらで生コンスラッジはJOIS加工され新規生コンクリートの細骨材/練り水代替材料に変換される
後添加用計量槽
JOIS加工された生コンスラッジをサンドポンプで荷上げし計量してから生コン車に排出するための設備
生コン屋のテメェらが困ってる生コンスラッジの高度利用が始まるぜっ。 JIS品だけ練ってる場合じゃあねえなあ??
JOIS的生コンスラッジ高度利用タスクフォース
①プレーン 18.2N
④スラリーのみ 19.3N
③ JOISスラリー入り 20.6N
③は①に対して1wで呼び強度2N大きく、18N→21N程度の強度が見込めます。
セメント量がxxkg程度削減でき、価格はxxx円くらい安くできると思います。
(共有:オカモン)
JOIS(Japan Out-Industrial Standard)
「コンクリートをもっと身近に」
さあ、ガンガン資源循環回していくよっ
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。