2024/11/27
「まずは抑制それから高度利用」エコスルプラスNETIS登録他(月刊残コン Vol.88)
残コン問題が深刻(例えば協同組合の残コン手数料の高騰など)となって喜ぶメーカーもあるようだが「まずは抑制それから高度利用」が残コンの鉄則となる。 月刊残コンではそんな抑制技術、さらには高度利用の事例について月例でご紹介しています。
出張JOIS全国ツアーも始まるよ!
やったね! 小澤辰矢 エコスルプラスNETIS登録
先送りモルタルがなくなって仕舞えば残コン問題の大半は解消されてしまうだろう。
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カルシウム豊富な都市鉱山「中間処理業」
「残コン」の高度利用を念頭に置いた場合、中間処理業者と連携が生まれることになる。縦割りを脱した新たなエコシステムについて。
関連記事: CO2固定媒体や規格外コンクリート原材料の宝庫として中間処理業の再定義 ②
火山列島の「残コン」
我が国であればあらゆる地域で手に入れることができる火山由来の原材料はなんと「残コン」と相性抜群。
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生コン工場も都市鉱山
これまで忌み嫌われてきた残コンが求められる(高度利用)時代がもうすぐそこまできている。
関連記事: 【残コナ】 生コン工場を都市鉱山(採石場)として再定義した残コンステーションで得られるCCU材の製造・出荷
残コン由来の生コン公共事業にスペックイン
公共事業でもきちんと「残コン」が認知を広げている。
関連記事: CLSM(Controlled Low-Strength Materials)【イワモル】が公共事業(静岡県伊豆の国市発注)にスペックインされました
あなたの地域にも! 出張JOIS 47都道府県ツアー
上記プロダクトやテクノロジーについては出張JOISでも紹介を予定しています。 主体的なコンクリート実務家らが交わるプラットフォームJOISはいわば「みんなで作るみんなのラボ&オフィス」規格外コンクリートの市場創造により自ら活路を見出している団体JOIS(Japan Out-Industrial Standard)です。
イベントスケジュール
「みんなで作るみんなのラボ&オフィス」JOIS
始まりは兵庫県の泰慶生コンさんとなります。
関連記事: 出張【JOIS】で交わろう! カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーなど先端コンクリートご紹介行脚【47都道府県】
「コンクリートをもっと身近に」
20年前にはほとんど知られることもなかった「残コン」も発信してきたことでようやく問題として認知され、さらにはチャンスとして研究・開発・実装が進んでいますっ。だから「伝える」情報発信は止めてはなりませんっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。