2025/05/17
【残コン】を副産物や再生材を用いて【オワコン】(造粒ポーラスコンクリート)にして地域インフラに還元する

明後日(2025/05/19)デモンストレーションを予定している「残コンを副産物や再生材を用いてオワコンにして地域インフラに還元する」に先立ちブログとして素案を示す
副産物/再生材を用いて残コンをオワコンにして地域循環
本日は副産物や再生材のみを掛け合わせて地域インフラに還元しうる建設材料「オワコン」のご紹介でっす。。
残コンst
当日余った残コンは現在残コンstで各種原材料に改質されています
ジョイスラッジ
JOIS的スラッジ高度利用メソッドで改質されたこちらは 「ジョイスラッジ」と名付けられています。こちらを当日大量に余ったドラムの中の残コンに直接投入してカサマシします
残渣式流動化処理土(CLSM)に用いられるこうした設備はそのまま投入に利用できる
残コン粒状化再生骨材
こちら、残コンを粒状加工して得られた粗骨材・細骨材(回収骨材も可)をプラントに貯蔵しておき当日余ったドラムの中の残コンに骨材のカサマシとして軽量し投入します
水分量が減少し粒状化され オワコン®︎ 完成
残コン(生コン)にジョイスラッジと粒状化骨材を所定量投入して撹拌すると水分量の相対量が激減しドラムの回転を利用して粒状化が生じそれはそのまま オワコン®︎(粒状化再生骨材)に変化し市町など行政が管理する官地の防草材として適用される。資源循環なこのモデルのおかげで、市はインフラメンテナンスのコスト削減、市民は雑草のない快適な暮らしを享受し、地元生コン産業は暴騰を続ける残コン処理費用を抑えることができる。現在、伊豆の国市や富山県高岡市などではこうした循環モデルの社会実装の検討を協議している
残コン-規格外コンクリート-地域循環もJOISで研究・開発・実装が進んでいます
残コン-規格外コンクリート-地域循環 ならJOIS
生コン工場で発生する残コン(や、汚水、スラッジ)全ては生コン工場が操業する地域のインフラメンテナンスに規格外コンクリート(造粒ポーラスコンクリート)オワコン®︎ としてそのまま還元することになる。クローズドループ、地産地消、カーボンニュートラル 全てが揃った本スキームはJOISが推進しています
Japan Out-Industrial Standard
「コンクリートをもっと身近に」
こうした専門的知恵を広く一般のものにしていくよっ
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。