2025/12/31
2025年ザンコン™︎(アルカリ刺激/CCU材)書き納め
あ、大晦日じゃん、て感じです。このブログでザンコン™︎に関するブログは2025年最後となります。今年を一言で締めくくると「ザンコン™︎」という表記に尽きると思います。本当の意味での残コンの再定義が図られた1年だった、と。
2025年ザンコン™︎書き納め
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2025年は残コン高度利用に関しまして大変革が起きた年と振り返ることができますー。。
タブー?! プロダクト ザンコン™︎ 爆誕
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こちら、ナマコンバレーでは現場で余った残コンをJIS並みの品質管理をした上で ザンコン™︎ として販売を開始した。業界では冷飯など隠語で交わされるタブーとされてきたこのあり方を堂々と「ザンコン™︎」と表記してJISマークを削除して値引きして販売するあり方。 関係者一同「なんで今までこれやってなかったんだろう」と首をしげるほどのどハマり感
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物置の土台など構造物ではないような箇所に適用するには全く問題ない。
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なお、作り置きしておいたザンコン™︎由来の材料を再合成することによってもザンコン™︎は製造可能なため数量や日時を指定してご注文いただけるというのも特徴となっている。「今日の残コン終わっちゃったから品切れです」ってことがない
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市場からこれほどまでに素早い反応を得たのは ザンコン™︎ が初めてだ
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PP繊維(バルチップ)とのコラボレーションも見出された。ザンコン™︎ はわざわざ作っていないことから資源循環のみならず脱炭素という観点も打ち出すことができる
ジョイスラッジ(改質スラッジ/アルカリ刺激/CCU材)運用開始
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残コンや洗浄水から回収される残渣(スラッジ)は通常減容化処理を施され廃棄されるのが一般的だがナマコンバレーではその高度利用が始まった
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MAPEIが開発したMapecubeを投入し攪拌することでアルカリ刺激材、CCU材として高度に利用することが可能であり2025年は世界に先駆けて生コンスラッジの高度利用が始まっている
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普通ポルトランドセメントを用いないジオポリマーコンクリートのアルカリ刺激はもちろん、CCUとしての高度利用も検討され、すでに各種プロダクトに適用されている
ザンコン™︎/オワコン®︎まさ固®︎/イワモル®︎
なお、改質スラッジ「ジョイスラッジ®︎」の誕生により、これまでも適用されてきた粒状化再生骨材(CCU)と合成することにより各種プロダクトに応用されるようになったのも2025年の特徴
ザンコン™︎
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残コンの利用はもちろん、残コン由来の原材料(ジョイスラッジや粒状化再生骨材)に副産物(高炉スラグ微粉末)を加えて再合成することでザンコン™︎としての販売も始まった
オワコン®︎まさ固®︎
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こちら、全て副産物をドライミックスしてジョイスラッジをごく少量添加することで造粒ポーラスコンクリート(オワコン®︎まさ固®︎)が登場した
イワモル®︎(CLSM)
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また、こちらはジョイスラッジに高炉スラグ微粉末を添加しただけで製造できたCLSM。なお、この方法によれば一般の生コン工場(スラッジが発生する工場)であればどこでも再現性が確保されたことを意味しています
オワコンの宮本のやつが四半世紀取り組んできた規格外コンクリートとザンコン™︎が一つの文脈に統合された1年と振り返ることもできるよなっ
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2025年ありがとうございました2026年もよろしくお願いします
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コロンブスの卵というか、0に戻るというか、灯台下暗しというか、残コンはそのまま使ったら最もエコという原点に立ち戻ることができた1年と振り返ることができます。もちろん、発生した残コンそのものの再利用には制限も多く、今後ジョイスラッジの適用や設備、アプリなどの開発を通して2026年にはさらにザンコン™︎の利用を一般化していきたいと思っています。なお、それら活動はすべて JOIS by CD協会 に帰属します。四半世紀の蓄積をバネに2026年は本当の意味で産業の再定義が計れたらと大晦日に気合を入れ直しております
「コンクリートをもっと身近に」
これで、余計な活動に振り回されることなく、一つのことに集中することができそうですっ。今年1年大変お世話になりましたっ。来年も引き続きよろしくお願い申し上げますっ
オワッコーン‼︎
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作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。
