2025/07/08
昭和のあり方を見直して 騒音/粉塵/振動 とは無縁の省スペースな工法を約束する規格外コンクリートCLSM

省スペースだったり、騒音や粉塵、振動の生じない環境に優しい工法やマテリアルが求められている時代に昭和の建設のあり方は見直されなければならない。 規格外コンクリートCLSM(Controlled Low-Strength Material)の新しい貢献について
省スペース で 騒音/粉塵/振動 と無縁の土工 CLSM
本日は脱昭和の新工法省スペース土工はCLSMが約束するのご紹介ですぞっ
省スペース土工 CLSM
現場情報:山室組
大型土嚢2段目背面充填
40m3
あさって、3段目のトンパックは15個の予定
(共有:おおいしゆき)
CLSMで背面空洞充填(埋め戻し)
狭いスペースで土工(盛土)ができないような時にはCLSMが非常にお役に立ちます。背面空洞をそのまま放置していたら構造物は脆弱な状態で決壊、崩壊を招きますからね
騒音/粉塵/振動 のない穏やかな施工
隙間にCLSM(流動体)が静かに満ちるだけだから音も静かだし、振動や粉塵なども全くない。人知れず、社会のお役に立ってます。
課題は「人知れず」の「見える化」
人知れず、なんて美徳のように思われるかも知れないが、知られていないことは存在しないのと同じこと。知られてなければ八潮市の陥没事故のような悲劇を未然に防ぐことはできない。だから「伝える」情報発信を通してこうした価値の「見える化」が現在の課題となっている
新しい時代のニーズに応える規格外コンクリートはJOIS by CD協会が推進しています
規格外コンクリートの市場創造は JOIS by CD協会
JOIS(Japan Out-Industrial Standard)
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。