2025/12/10
他所のザンコン™︎を有価で受け入れ【CCU材】を製造する業許可申請は【taigen】に任せた
前半では副産物ザンコン™︎をアルカリ刺激材に、そして今回後半ではCCU材に変換するプロセスをご紹介。 こちら、業許可が得られれば世界に輸出可能な新業態が生まれることになるはずだ。
Taigen に託す資源循環/脱炭素の新事業創造 #2
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#2 ではCCU材の製造プロセスについてご紹介となりますー。。
他社から受け入れ ザンコン™︎stでCCU材製造
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先ほどのブログでは前半ということで他社から受け入れた残コンからアルカリ刺激材を製造するフローを紹介したが、後半戦はこちら自家用では相当長い歴史を誇るCCU材料の製造フローについてご紹介
関連記事: 他所のザンコン™︎を有価で受け入れ【ジョイスラッジ】(アルカリ刺激)を製造する業許可申請は【taigen】に任せた
ザンコン™︎ を粒状化させて原石を得る
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過去には粒状化させるために セルドロンやre-con zero といった薬剤を使用していたが現在は薬剤他の力に頼らず粒状化させる技術が確立されている
分級してCCU骨材として生コンに適用
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こちら、分級してストックされバッチャープラントに荷上げされ生コン原材料として適用されることを待つばかりのCCU骨材。含まれる水酸化カルシウムはCO2を固定する(Carbon Capture Utilization)
その取り組みの優位性を熱弁(日工岡本さん)
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本題とは特別関わりがないのだがたまたま居合わせた日工の岡本さんの面白い写真が撮れたので利用しました。とにかく、生コン工場の廃棄物だけで資源循環/脱炭素に対応する原材料(アルカリ刺激/CCU)が得られることの偉大さについて顔芸で説明してもらっています
日工の岡本のやつ多分「おいしい」と思いながらの被写体、演ってるなっ
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スラッジからもCCU(残コナ)を製造
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なお、骨材のみならずCCU粉体を製造する取り組みも検討が始まっている。
「コンクリートをもっと身近に」
そんなわけで、2回にわたってご説明しましたが、taigenさんとこの業態の創造についてのチャレンジがいよいよ始まりますっ
オワッコーン‼︎
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作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。
