2025/06/14
そのコンクリートやその原材料当たり前のことですが今もCO2と反応固定しています

コンクリートの展示場を兼ねた生コンポータルが運営するSpa Resort ナマコンバレー(betonvalley)は静岡県伊豆の国市長岡925周辺に位置しています。#CNツーリズム を目的とした往訪者様は後を断ちません
CNツーリズムのご希望者様の往訪が絶えません beton-valley
本日は Beton-Valleyで体験できる #cnツーリズムについてご案内でっす
CO2固定表面積お化け!残コン由来の骨材
こちら、ICC(生コンポータルが運営参画する生コン工場)にストックされてある残コン粒状化再生骨材。見学者が引も切らないその理由は含有されている水酸化カルシウムがストックしているその時にも気中二酸化炭素と反応固定(DAC:Direct Air Capture)してカーボンネガティブな材料(CCU:Carbon Capture Utilization)だから
砂の方が表面積は広い
その理屈で言うと5ミリ以下のサイズの方が反応面積は広くそれだけ効率がいい
簡単な分級機で製造
こちら、岡山白石建設さんからお借りしている分級機
こちら、分級される前の残コンstから運び込まれた残コン粒状化原石
ナマコンバレー(静岡県伊豆の国市長岡925周辺)に位置するストックヤード。今も骨材はCO2と反応しています。近隣には土木インフラ狩野川放水路も見学いただけます
ナマコンバレーのコンクリはCO2を今も固定してます
カフェや伊豆長岡温泉露天風呂が併設されているコンクリートの展示場。表面積の理屈で言えばコンクリートも水や空気を通さない構造よりも骨材同士がつながり合ったポーラス構造の方がCO2との反応効率がいい。とりわけ、造粒ポーラスコンクリート(オワコン®︎)のW/Bは相対的に高く中性化としてのCO2固定が早いことがわかっている
脱炭素な規格外コンクリートや原材料の取り扱いについてはJOIS by CD協会で普及促進が図られています
コンクリートの脱炭素もJOIS by CD協会まで
JOIS by CD協会
「コンクリートをもっと身近に」
地球規模で水の次に流通するコンクリートの脱炭素が知られたらきっとその貢献も地球規模であるはずさっ
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。