2025/10/24
生コンスラッジの改質はコンクリートバイブレーターとMapecube Sludge RECOVERだけでできるか?
年内改質スラッジの標準化を目標として掲げたためジョルジオ博士来日に伴い急遽決まりました各種改質方法の検討ということでまずはお馴染みコンクリートバイブレーター
生コンスラッジ バイブによる改質実験
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本日はジョルジオさんとご一緒に実験を行いましたのでそちらのご紹介ですー。。
フィルタープレスで生成される生コンスラッジ
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MAPEIジョルジオ博士来日ということで急遽決まった実験は生コンスラッジの改質方法の多様性を見極めるもの。これまでテーブルテストではハンドミキサーを用いていたが今後実装を検討するにあたってどのような改質手段あるいは設備が有効かを見極めておく必要がある
古藤田さんのスラッジ拝借
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快くスラッジの提供にご協力いただいた古藤田さんの工場にMAPEIジョルジオ博士同行で採取に伺いました。ノリノリでバケツ3杯分のスラッジを頂戴する。受付の加藤さんからは「なんぼでも持ってってね笑」と気持ちよく対応いただきました
バイブレーターと薬剤だけでスラリー化できるのか?
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こちら、Mapecube Sludge RECOVER(A)
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スラッジのケーキがまるで溶けていくような感じで変化していくのがわかる。面白い
コンクリートバイブレーターの次は試験練りミキサで実験やるぜっ
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結果はイマイチで 次は試験練りミキサーで改質
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コンクリートバイブレーターでの改質実験は期待していたほど効率よくサラサラのスラリーを得ることができませんでした。失敗というよりも、分かった、という感じだ。
「コンクリートをもっと身近に」
今日はジオポリマーのお勉強で東京に来ていますっ。 引き続き、お勉強も情報発信も頑張るよっ
オワッコーン‼︎
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作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。
