長岡生コンクリート

2026/08/31

タグ:

いろんな原材料試すので失敗も沢山!

いろんな原材料試すので失敗も沢山!

ナマコンバレーには各地からさまざまな残渣(副産物)が持ち込まれさまざまな試みが繰り広げられています。今日はCLSM(Controlled Low-Strength Material)に適用される他産業で発生した残差の実験の様子をご紹介



いろんな原料を用いたCLSMの各種実験を行っています

イワモル

おっほんっ、イワモルくんですぞっ
ナマコンバレーには方々で発生する様々な残渣が日夜持ち込まれて実験が繰り広げられておりますぞっ

いろんな残渣が持ち込まれています

b4ef5a599a112ae2dd0c8f977904afd7.jpeg

生コンポータルが運営するナマコンバレーでは日夜さまざまな実験が繰り広げられています。CLSM(Controlled Low-Strength Material)もそんな生コンの1であり、廃止管や浄化槽、杭を撤去した後の空洞などを埋め戻す用途に採用されています。

いろんな廃棄物が利用されるCLSM

CLSM(Controlled Low-Strength Material:制御型低強度材料)に高炉スラグ微粉末、建設残土、生コン残渣などの副産物が広く利用されている背景には、「求められる材料特性(低強度・高流動)」と「環境・経済的なニーズ(処分コスト削減・脱炭素)」が完璧に一致しているという技術的・社会的な理由があります。

一般的なコンクリートとは異なり、CLSMは「あえて強度を低く抑える」ことでその価値を発揮するため、未利用資源の受け皿として非常に適しています。

(Gemini回答から抜粋)

つまり、一般の生コン(JIS A 5308)に比べてその配合自由度が大きく、通常では使用が許容されないさまざまな産業で副産物として問題化している原材料の高度利用の潜在性が大きいことを意味します

もちろん失敗はつきもの 強度不足

e520b76b22c0fdf64560283d99fd4b65.jpeg

これ、強度が全然出ない、つまり、全く固まらなかったCLSM一軸圧縮供試体の写真。これじゃ、役割を果たしません。このように、ナマコンバレーでは実装前にラボスケール、ベンチスケール、プラントスケールと順を追って試されます。だから、安心して現場実装をご採用いただいています

ブリーディング過多

5bf5814d9b770f812d1235f03f4b4fef.jpeg

こちら、ブリーディング試験結果。こんなにブリーディング(余剰水)が発生してしまっては埋め戻しとしては適しません。ブリーディング(水の部分)が結果空洞として残ってしまうから。このように、各種原材料が持ち込まれ、それらの特性が試験で明らかになり、情報として蓄積されています

コンにちは、まさ固さんです
さまざまな産業で発生するそれぞれの副産物や残渣にはそれぞれに特性があって掛け合わせる(MIX)することが生コンポータルの果たす役割になっています

まさ固さん

失敗というよりも発見です!

ba52bb4502c1eb6fcc04f3e24bd86fce.jpeg

02f757dfdbca8c844f439fd83a62664f.jpeg

pH試験。CLSMはコンクリートであることから本来は12.5程度を示さなければならないところ今回の残渣ではほぼ中性域を示していました。これが、固まらない、ブリーディングがひどい、の原因だとわかったことは失敗というよりも新たな気づき、発見という方が正しいかもしれません

コンにちは! オワコンの宮本充也さんですっ。いろんな原材料試すので遠慮なく色々持ち込んでねっ
「コンクリートをもっと身近に」
失敗と考えるのも、発明と捉えるのも、自分次第っ
オワッコーン‼︎

 宮本

 イワモルくん

残渣を知恵もなくただ捨てるなんぞ オワッコーン‼︎ ですぞっ
ぉわっこーン!

まさ固さん

作者・宮本充也

残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。

Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。

After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素土間コンに貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/土間コン主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型

質問する