2025/06/13
副産物【残コン】を通じて地域が一丸となる美しいストーリーが始まりました

縦割り分断を脱して地域の各セクターが一丸となって地域の副産物残コンを循環させることでサーキュラーエコノミー、カーボンニュートラル、ネイチャーポジティブといった現代の要請にバッチリ応える事業が創出される
伊豆半島が一丸となって残コン高度利用インフラ整備が始まる
本日はJKAさん、JMさん、建設会社さんや生コン工場さん、地域の行政などが一丸となって現代の要請に応えていくプロジェクトについてご紹介しまっす
JKAやCSCの施設管理に残コン高度利用
昨日は残コンマッチングアプリの開発で協業を始めた qnote 鶴田社長とご一緒にサイクルスポーツセンター(CSC)や伊豆ベロドロームでお馴染みのJKAさんを訪ねた。用向きは、 crotchet / school や 正蓮寺、しまやんらとのカーボンニュートラルスポーツパーク(CNSP)の経験を応用し、サイクル(自転車)リサイクル(サーキュラーエコノミー)、カーボンニュートラルやネイチャーポジティブ、さらにアニマルウェルフェアやその他スポーツや文化をつなげたインフラ整備や音楽フェスについて
伊豆半島は残コン高度利用(CN)先進地域
川の駅伊豆城山を管理するJMへの提供
なお、現在JMから写真にある同社が管理する河川敷内法尻のぬかるみ対策、安定化などを期待して残コンを高度利用したコンクリート舗装の提供プロジェクトが伊豆の国市も交えて進められている
ストラーダビアンケでも話題になった場所
なお、川の駅伊豆城山は国土交通省沼津河川国道事務所が所有し、伊豆の国市が占有、JMが指定管理を受託している公園だが、一昨年敷地内にNEDOのグリーンイノベーション基金の試験施工事業にて残コンを高度利用して舗装されたコンクリートが話題となっている
CNSPとの連携も図りたい
公園内には写真のようなスポーツ施設(パンプトラック?)もあって crotchet / school や 今後整備が進められる JKA/CSC のCNSPとの連携も期待される
残コンでもっと地域を便利で豊かにできるなら、誰も異議を唱えることのない共感が広がっていくはずです
残コンでもっと地域を便利で豊かに
さらに南進すると狩野川大橋となっているが、サイクリストやランナーにとって非常に不便となっている。国道136号線をわざわざ遠くの信号を利用する、またはドライバーさんのご厚意に預かることでしか往来ができない。 現在こうした地域が抱える社会問題に関しても残コン高度利用に期待が集まっている
「コンクリートをもっと身近に」
いやはや、最近仕事が楽しすぎてやばいよっ
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。