2025/06/21
高岡工芸高校に高岡市役所から出前講座(コンクリートと脱炭素と施工体験)が届きました

元気なインフラ研究所(横浜国立大学豊穣な社会研究センター)と高岡市、そらゑのコラボで実現した出前講座が高岡工芸高校で開催されました。オワコンの宮本さんは脱炭素コンクリート オワコン®︎ 施工体験担当して参加しました
元気なインフラ研究所と高岡市役所がコラボした出前講座 in 高岡工芸高校
昨日はオワコンの宮本さん1日高校教諭として高岡工芸高校にお伺いしたのでそのご紹介ですー。。
藤子・F・不二雄さんの母校で出前講座
エントランスではドラえもんがお迎えしてくれました。
コンクリートと脱炭素の座学
コンクリートについて教鞭を取るのは高岡市役所職員の彌永(いよなが)貴裕さん。この後、オワコンの宮本さんから何がコンクリートの脱炭素なのかについてご説明しました。学生さんというよりもむしろ先生から大好評でした汗
脱炭素コンクリート施工体験
こちら、普通のオワコン(北陸宇部コンクリート工業)を用いて施工体験が行われた。何が脱炭素って実際は、①副産物「残コン」を利用して行うこと、②造粒ポーラス構造だから広大な表面積で中性化(Ca(OH)2 + CO2 → CaCO3)が生じることによる二酸化炭素固定、に加えて震災がれきなど地域副産物を利用することでサーキュラーエコノミーも意識している
こうした出前講座は元気なインフラ研究所やそらゑ、JOIS by CD協会 も積極的に取り組んでいます。ご希望者様はどどうぞお気軽にご相談ください
元気なインフラ研究所 + JOIS + そらゑ
「こんな衝撃受けたのここ1年で初めてです」と高校の先生からは大絶賛をいただきました。学生さんたちからも拍手をいただきました。オワコンの宮本さんウレションです
「コンクリートをもっと身近に」
ブログやSNSなどネットだけじゃなくてこうして実際に足を運んでお伝えする活動も大切だねっ
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。