2025/10/29
山口県主催の【山口システム】勉強会を訪ねると勉強にもなるし心も体もリフレッシュします(元気なインフラ研究所)
毎年恒例になりつつある山口システムの勉強会。今回は昨年ホソヤン(現在療養中につき出張自粛中)に続いて松永さんの鞄持ちってことで行って参りました。勉強も余暇も兼ねたような素敵な時間をありがとう、山口県。
山口システム勉強会(2025/10/28)
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昨日は昨年に続いて2回目となります山口システム勉強会の模様をお届けしますー。。
山口システムを学びに再び山口県を訪ねる
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昨年に続いて今年も山口県を訪ねた目的は建設・コンクリート業界ではスタンダードとなりつつある「山口システム」を学ぶため。空き時間ができたので会場の近くの維新100年記念公園を訪れたらなんと孔子とお弟子さんたちがいました、なんで? 何かとお騒がせ中 【ホソヤン】 と行く! 山口・福岡訪問記① 「かの有名な山口システムに学べ!」
第19回コンクリート構造物の品質確保に関する技術講習会
来年は記念すべき20回を迎えるということで幹事の山口県超阿部さんから教わりました。何かオワコンの宮本さん的にもお手伝いできることができたらとても嬉しいな(引用:山口県HP)
YNU元気研からは松永所長の基調講演
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気候変動や、人口爆発。また、我が国においては人口増から人口減に反転した社会において建設(コンクリート)技術に求められる要件も完全に変化する。
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松永さんによれば今年の熱中症による死者数は交通事故のそれと比肩する、つまり「災害」であり建設インフラが打破すべき課題に数えられている
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気候変動はインフラ技術のみならずライフスタイルの激変を要求している。ベトナムのように昼はダラダラ過ごして夕方くらいから仕事をするってのも働き方としては容認されるべき。また、「生コンビニ」でお馴染みオワコンやイワモルなどコンクリートも社会の変化に伴い柔軟な変化が求められる(と読みました)
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いつも通り、松永さんの話を聞いていて「今、何かをしなければならない」という危機感ややる気を煽られました。そして、いつも同じことを思うのは、そんな危機感に臨み足枷になるのは過去の成功体験に裏付けられた陳腐化した規格や基準類の存在。求められる姿勢はそうした遺物に否定的な立場を取ったり対立したりするのではなく、「それはそれ、これはこれ」と自分ができることに集中することだと思いました。がんばります
脱炭素コンクリート最新情報
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ご当地山口小野田レミコンの玉井さんからはご当地の脱炭素コンクリート最新情報の共有がありました。太平洋セメントさんのカーボキャプチャの事例はとても興味深く早期の実装を期待しています。
現場で生まれた成果は公式に共有されました。来年20年目の節目の会にもぜひ参加いたしますのでよろしくお願いします
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名物!湯田温泉と新鮮な海の幸
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懇親会は磯くらさんで地酒と海の幸に酔いしれながら土木・コンクリート談義に盛り上がりました
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湯田温泉の再生劇はオワコンの宮本さんの地元・伊豆長岡温泉や各地の低迷をかこつ温泉街にとって参考になるはず。出張なのにサイコーにリフレッシュして今は東京に向かう新幹線に揺られております
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柳井市の金魚提灯は名物ってことでお土産に購入
「コンクリートをもっと身近に」
さぁ、InPutは自分なりに成果としてOutPutして行こうっ
オワッコーン‼︎
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作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。
