長岡生コンクリート

オワコンロゴ

「撒いて踏むだけ」の簡単施工でDIYにも最適な、造粒ポーラスコンクリート「オワコン」。
オワコンは水を透すコンクリートなので、家周りの雑草・ぬかるみ・水たまり・猫の糞から解放されます。

2022/05/16

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「(家周りなど)身近な問題をきっかけにコンクリートをもっと身近に」(週刊生コン 2022/05/16)

「(家周りなど)身近な問題をきっかけにコンクリートをもっと身近に」(週刊生コン 2022/05/16)

生コンポータルでは昨年彗星のごとく登場した雑草・ぬかるみ・水たまり・猫の糞害・害虫対策コンクリ「オワコン」だが、先週こちらも同じく突如現れた期待の新星「ヌルコン」は機能というよりも美観性を提供するプロダクトだ。身近なコンクリのことなら全部任せろ。役者は揃った。



全く身近ではなかった「コンクリート」

この1週間以内にリリースされた動画ではオワコンを5万円でDIYできることが解説されている。

また、この1週間はヌルコンの記事が頻発した。


コンクリート。

一般に、電気や水道と違って、ほとんど認知の進んでいない存在だ。

ましてや、生コンクリートやセメント、モルタルとの違いはあまり知られていない。

現状の理由や経緯についてはさまざまな分析が可能ではあるが、産業構造を硬直化させ閉鎖的にしたのも「知られていない」ということに尽きると実感している。

「知られていない巨塔」としての建設・コンクリート産業では底辺に位置する生コン工場(メーカー)は鎖に繋がれているも同然。

鎖とは「JIS A 5308」「独占禁止法適応除外」を示す比喩だ。

事実、この2つの鎖で生コンラストワンマイルは自由な操業が制限されきつく厳しく締め付けられている。

鎖を断ち切ることはできないのか。



コンクリを身近な問題「雑草」「DIY」つなげる

上述の動画のように、生コンポータルではしつこく「DIY」を発信している。

また、コンクリートを身近な課題と関連づけるために「雑草」を意識的に多用している。

他にも、「水たまり」や「ぬかるみ」といった一般の人の意識に上ってくるワードとコンクリートを結びつける工夫だ。

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⚫︎先週の記事1: 【島根】「施工というよりもはやエンタメ? もう土間コンに普通のコンクリ使う必要全くなし!!」八幡生コン・all round

こちらの記事などは「施工」というプロ用語を「エンタメ」という一般語と結びつけている。

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⚫︎先週の記事2: #JISを変えよう 《残コンさんいらっしゃい!》公開収録レポート(RRCS)

こちらは一般にはまるで認知の進んでいない「残コン」という社会問題を明るく楽しく取り上げる番組。

本当は身近な「コンクリート」。

なぜなら、全国各地に3200を数える生コン工場からは日々人々の営みを支えるインフラ資材が製造・出荷されている。

「水の次に流通している」とされるコンクリート。

人口動態と共に低迷し続けるコンクリート産業にブレイクスルーを生み出すには一般の認知「知ってもらう」が絶対必須だ。



「オワコン」「ヌルコン」身近な問題解決策

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⚫︎先週の記事3: 【千葉】「室外機とか物置とか立水栓が置いてあるところ《犬走》が一番重要って知ってた?」渋谷建材・YNKワークス

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⚫︎先週の記事4: 「汚いCB塀(コンクリートブロック塀)。ここらで綺麗にリニューアルしときませんか?」ヌルコン

生コンポータルでは一貫してこれまで「身近なコンクリ」を発信してきた。

オワコンも、ヌルコンも。

全ては家周りや住宅周りなど、普段目にする場所にあるコンクリートだ。

いよいよここにきて、住まいの普遍的な悩みでもある雑草・ぬかるみ・水たまり・猫の糞害・害虫ならオワコン。

CB塀や土間コン(家周り)が汚くなったらヌルコン。

コンテンツが揃った。

そのことで、まだまだ潜在的ではあるけれど、建設・コンクリート産業に全く新しい市場が生まれようとしている。



新たなインフラとしての生コンビニ

身近なコンクリを供給してきたインフラは上記マップに帰結している。

生コンポータルでは「生コンをもっと身近に」という思いを込めて、「生コンビニ」としている。

オワコンも、ヌルコンも、それ以外にも透水コン(ポーラスコンクリート)や流動化処理土その他身近な問題を解決してくれる存在としてのコンクリートを実際に消費地に届けるために機能している。

これまで、JIS A 5308や独占禁止法適応除外(カルテル)で制約されていた流通脈ではない。

それぞれの地域でそれぞれの工場が自由に施工者や消費者らと協働するモデルだ。

そこに発注官庁やルールブックの締め付けはない。

一般に広く求められているニーズに応えるためのコンクリートが製造され施工され消費される。

そんなシームレスで流動的な建設・コンクリート産業の流通構造を夢想している。

「知られていない巨塔」としての建設・コンクリート産業ではない。

誰もが身近に感じるとっても役に立つ存在としての建設・コンクリート産業。

建設・コンクリートに携わる全て(ALL CONCRETE)に求められるのはそんなあり方なんじゃないか。



宮本充也

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宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:採石業務管理者/2級FP技能士

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オワコンとオコシコンの違い
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