2022/01/10
「オワコン(造粒ポーラスコンクリート)のライバルはTDSやUSJ」(週刊生コン 2022/01/10)

週初めに先週1週間を振り返る週刊生コンは月曜日のルーティンとなっている。年明け、世間はほとんど動きを見せない中でも粛々と整備されたオワコンの普及体制。雑草・ぬかるみ・水たまり対策「オワコン」はどのように広がるのか。(週刊生コン 2022/01/10)
防草材全国一律一式88,800円
⚫︎先週の記事1: 雑草・ぬかるみ・水たまり解消「オワコン一式 《88,800円》 今なら全国一律で請け負います!!」生コンポータル
ライバルはUSJとかTDSになるだろう。
ちなみに、TDSは田形自動車学校(地元の教習所)のことではなく、東京ディズニーシーである。
USJはもちろん、ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパンではなく、ユニバだ。
防草材一式88,800円。
僕の経験から家族でユニバに行ったら確実に100,000円越えだ。
静岡県に住む家族4人(内幼児1名)の旅費だけで片道23,000円/名 × 2.5名 の往復になるから、楽勝で100,000円越え。
入園料、宿泊滞在費、もちろん入園したらしたであれこれ買い物がついてまわる。
まあ、普通に考えて200,000円は覚悟しておかねばなるまい。
このことは静岡県に住む僕たちに限ったことではなく、およそ一般のすべての人たちに当てはまるだろう。
家族旅行は楽勝で100,000円は飛び越えていくってわけだ。
一方の、防草材オワコン。
材・工共の一式施工88,800円(税別)は高いのか安いのか。
あなたがもし新築戸建住宅に転居したばかりのご家族の主人だとして。
今はいいだろう。
奴らは繁茂していない。
ただ、僕の経験(2011年に新築戸建に転居し11年が経過した43歳男性)から言わせて貰えば、今ユニバにうつつを抜かしている場合じゃない。
まず、88,000円を投じて足回り・家周りを固めなさい。
人生の先輩として忠告しておこう。
断言しておこう。
今ユニバにうつつを抜かしていたら、10年後に雑草たちの侵略にさらされ家族離散の危機が訪れることになる。
恐妻家のこの僕がいうのだから間違いない。
いや、ユニバがいいとか悪いとかを言いたいのではなくて、一家の主人としての危機管理能力を論じているのである。
人生において一回こっきりのオワコン一式88,800円。
それだけで、あなたたちご家族は一生涯雑草、ぬかるみ、水たまりといった足回り(家周り)の苦しみから解放される。
快適な庭が実現したらきっとお庭でBBQやら水遊びやら、リモートワーク、きっと庭で過ごす豊かな時間が増えるだろう。
相対的に、時間と交通費をかけてユニバや東京ディズニーシーを訪ねる頻度も減る。
つまり、それだけライフサイクルコストが改善することを意味している。
オワコン一式88,800円。
高いだろうか、安いだろうか。
冷静にご判断いただきたい。
⚫︎先週の記事2: 「和歌山市ではオワコンは製造できないのでしょうか?」あとだしじゃんけんワークス
そんなオワコン(造粒ポーラスコンクリート)だが現在急ピッチで供給体制が整えられている。
ベースは当社17年目の透水性コンクリート事業で切り開いた製造・施工ラストワンマイルのネットワークだ。
生コン製造者、施工者らが共感をベースにシームレスに結びつきあった全く新しい流通構造。
興味を持った消費者は直接気になった施工者に相談できる。
全国対応エクスショップ(エクステリアネット販売日本一)やお庭づくりは0円マッチング庭コンも便利。
揃った見積もりはあとだしじゃんけんワークスで無料診断できるので安心。
また、施工現場にはこちらも無料で立ち合い経験豊富な現場相談員が派遣されるのでこちらも安心。
現在消費者は安心を前提に庭づくりに臨むことができるようになっている。
その流通にそのままオワコンも乗る。
生コン工場にとって標準配合で対応できることと、施工者にとっての圧倒的な施工性を武器に、2022年は瞬く間に防草の常識を変えてしまうことになる。
宣言しておくが、日本全国生コン工場から生コンが届く場所であれば必ずオワコンは対応できる。
⚫︎先週の記事3: 《無料》「雑草・排水・ぬかるみ対策《オワコン》(造粒ポーラスコンクリート)10m2分無料進呈キャンペーン実施中 ※a」
そんな新星オワコンちゃんだが、まだまだ製造・施工各位にとって馴染みが薄い。
何せ、昨年8月下旬に突如生み出された新製品であるからだ。
知らないということは存在していないのと同じこと。
その意味では施工者にとって「使ってみよう」「施工してみよう」と思わせるインセンティブが必要となる。
生コンポータル、やります、やらせてください。
10m2分無料進呈キャンペーン実施中!
おお!
無料なら手を出しやすいよね!
じゃあ、自宅の家周りとかオワコンで防草しちゃおうかな!
てなる。
そして気づくわけだ。
オワコンの虜になっている施工者としての自分自身に。
というわけで、年始1週間は急ピッチでオワコンの供給体制が整った。
みんなまだ正月休みボケをかましていた時に僕は粛々と淡々とブログ3本をはじめとしたルーティンを回していた。
その成果が、以上の通りだ。
TDSさん、USJさん、僕は個人的には恨みが結構多いです。
大体、子供の頃からTDSやらUSJやらを訪ねると同行している方々とギスギスしたりギクシャクしたりしてきた。
先のUSJ家族旅行などは途中で厚顔無恥な家内の振る舞いにブチギレてホテルの部屋で一人ビールを飲みながら仕事していた嫌な思い出が頭をよぎる。
同行していた愚姉や義母には大変すまないことをしたと反省しているが、二度といくもんかUSJやらTDS、と心に誓っている。
それよりも、オワコンだ。
家族総出でDIYなんてのもいいだろう。
そしたら、もっともっと安くなる。
30,000円とかで終わっちゃうんじゃ?
というわけで、首を洗って待っててくださいね、TDSさんUSJさん。
夢の国とかおっしゃってますが、家に帰ったら雑草という現実に苛まれるのですよ一般市民の僕たちは。
だから、そんな幻はぶち壊しちゃったほうがいいと思っているのですよ。
(ごくごく個人的な感想です)
オワコン vs TDS vs USJ。
2022年、その勝敗の行方は明らかとなるだろう。
宮本充也
オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)
◆施工面積40m2
材料費 (配送料無料) | 80,000円 | 40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 70,000円 | 2名 x 35,000円(日当) |
諸経費 | 7,500円 | 5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事)) |
合 計 | 157,500円 |
※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2
◆施工面積60m2
材料費 (配送料無料) | 120,000円 | 60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 95,000円 | 2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許) |
諸経費 | 10,750円 | 5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事)) |
合 計 | 225,750円 |
※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2
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