2021/07/12
「土間コン&ドライテックが庭コン(消費者向けコンテンツ)の活きる道!」(週刊生コン 2021/07/12)

日々3本のブログを1週間ごとに振り返る「週刊生コン」は事業に関する考察の区切り・節目となっている。生コンポータルは市場と顧客、特にエクステリアを発注する一般消費者にとってどんな役割を期待されているだろうか。「土間コン&ドライテックが生コンポータルの活きる道!」(週刊生コン 2021/07/12)
顧客3類型
週刊生コンは誰かに関心を持って読んでもらう「読み物」というよりは、多分に個人的で自分自身の考察を整理するための習慣となっている。
また、特に先週1週間は普段の連続から距離を置き、なるべく予定を入れずに過ごしてみた。
自分自身注意はしていてもいつしか「手段の目的化」という罠に陥ってはいないか。
「やりたいから、やる」ではなく、「やることになっているから、やる」という無感動に堕していないか。
チェック、反芻のための期間として、試験的に1週間を過ごしてみたのだ。
週明けの月曜日から堂々とのんびり過ごさせてもらった。
伊豆長岡駅前のビアスタンドにはこの1週間で4回は訪問した笑。
火曜日。
水曜日はお写ん歩の後、近所にある焚き火バーを訪ね地元クラフトビールを飲みながら焚き火を見つめていた。
木曜日は1日中雨に降られたため、室内で水泳したり、温泉に浸かったり、サウナに入ったり、ワインを飲んだり。
金曜日は夕方浜松に用事があったので三島駅まで歩いたろうかと勢い始めたが、途中雨に降られて伊豆箱根鉄道にスイッチ。
土曜日出張先での週末はご当地浜名湖うなぎは聞きしに勝る美味であった。
なんと、破格の3000円!
日曜日は地元伊豆で普段以上に静かな1日をプールで泳いだり温泉浸かったりサウナに30分チャレンジしたり。
1日最低10kmは早歩きをする道すがらで見つけた花を撮影しアプリで名前を調べる。
ランニングでは気づくことのなかった様々なものに発見があった。
僕には仕事と仕事以外の区分が20年以上もないため、いついかなる時にも頭の中はぐるぐるぐるぐる仕事上の考察が繰り返されている。
長岡生コンクリートの事業とは何か。
顧客とは誰か。
座右の書であるドラッカーは常に持ち歩き、1日に30分は読み耽ることを日課にしている。
もちろん、ここ6年毎日のルーティーンでもあるブログ3本は欠かさない。
ブログは言ってみればその1日の考察のOutPutとも言える。
頭の中で漂わせているだけではなく、きちんと言語化(伝えられる形)にすることは頭の整理にもなる。
また、情報発信(伝える)ことで市場や顧客から何らかのリアクション、フィードバックを得ることにもつながり、新しい考察のきっかけにもなる。
手前味噌ながら素晴らしい習慣だ。
そんな先週1週間のブログはほとんどが「あとだしじゃんけんワークス」という庭コンの新コンテンツに関わるものだった。
顧客《一般消費者》にとっての生コンポータル・庭コンの役割とは
⚫︎先週の記事1: 「1m2あたり50,000円」「売られた喧嘩は3倍返し」土間コン&ドライテックの無料診断・相見積サービス《あとじゃんワークス》
⚫︎先週の記事2: 《見積書ドシドシ送って!》「無料診断・相見積サービス」あとだしじゃんけんワークス
⚫︎先週の記事3: 《安心して見積書を送ってね!》「無料診断・相見積サービス《あとだしじゃんけんワークス》からどんな返事があるのか?」
⚫︎先週の記事4: 《Instagram》「1m2あたり5,000円もアップ」「産業の健全性を保全する」
⚫︎先週の記事5: 《無視されて》「庭コンに《見積書》《プラン》をご提示ください。《無料》で診断・相見積もりを致します」後出しジャンケンワークス #3
⚫︎先週の記事6: 《ズルいのはどっち?》「庭コンに《見積書》《プラン》をご提示ください。《無料》で診断・相見積もりを致します」後出しジャンケンワークス(週刊生コン 2021/07/05)
なんと、先週の週初め(月曜日)から1週間で6件以上ものあとじゃんワークス案件のアップデートがあった。
意識的・無意識的問わず、事業に集中する僕の関心をそれだけ引いていたということがわかる。
生コンポータルでは顧客を3つの類型に分けて考えている。
⚫︎消費者・施主
⚫︎施工業者
⚫︎製造者・生コン工場
この3区分に基づいて、それぞれに必要なソリューション(問題解決策)と機会の提供が生コンポータルの関心事だ。
そして、「お庭づくりは0円マッチング」庭コンは全てのニーズの源流と言っていい消費者(c)を対象にしたコンテンツだ。
まず、消費者が「欲しい」とならない限りは、施工業者も製造業者にとってもフィールド(事業機会)は開けない。
その意味で、庭コンは全ての源流を意味する。
「消費者になるべく《選べる》を提供したい」という趣旨から庭コンでは無料で全国の優良施工業者その数2000者(社)を紹介している。
顧客(消費者)はそのリストに庭コンを経由せず直接連絡することができる。
そのため、庭コンに登録されている施工業者数の数は多ければ多いほど消費者にとっては有益なコンテンツだ。
ついで、「そんな消費者は畢竟庭コンに何を求めているか?」という問いを立てた場合、エクステリア、とりわけ土間コンクリート(あるいはドライテック)を安心して任せられる業者の情報が欲しい、という答えが導かれる。
値頃感・相場観が安定していないエクステリアとりわけ土間コンに関する提示された見積もりが果たして妥当なのかどうか。
この疑問にソリューションとして提示されるのが、「その見積もり高くてダサくない?」あとだしじゃんけんワークス「無料見積診断・相見積もりサービス」となる。
生コンポータルの本業はあくまで「生コン製造」「生コンビニ」だ。
消費者(c)向けにあれこれ腐心することが本業ではない。
あくまで、庭コンは本業生コン製造をより生産性の高いものにしていくための手段とすることができる。
手段に対して貴重な経営資源を大量に割くわけにはいかない。
だからこそ、完全無料でマッチングのみを請け負う。
問い合わせが寄せられたあとじゃんワークス案件(見積書)を懇意にしているその地域の施工業者に回付し概算の相見積を消費者に向けて回答する。
たったこれだけを行う。
もし、その概算の相見積もりに関心・興味がある、ということになれば、後は消費者と施工業者の当事者間でやりとりが始まる。
時がくれば僕たち生コンポータルは直接の顧客である施工業者に生コン(ドライテック)を納品する。
(あるいは、生コン製造者に対してドライテックのキーバインダーなどソリューションを提供する)
これが、生コンポータルが想定しているエコシステム理想の循環だ。
庭コンを通してより適正で親切な施工業者に消費者が出会うことは土間コン、ドライテックに限定されない。
付随してカーポート、ウッドデッキ、フェンス、門袖、他の需要も掘り起こすことに繋がる。
そのことで、施工業者に限らずサプライヤーなどパートナー企業らにとっての事業機会も増える。
これが僕たち生コンポータルがやりたいことなのだ。
情報格差を是正する。
産業の風通しをよくする。
そのことで、不幸にもその努力が見出されることのなかった産業の辺境に位置するラストワンマイルたちに幸福が届くこと。
そのことこそが、同じく産業の辺境に位置する当社長岡生コンクリート(生コンポータル)にとっても幸福を意味するのだ。
「自分と自分と同じような人たちのために自分の全てを捧げる人生を生きる」
僕のミッション・ステートメントだ。
はて、随分ブログらしいブログじゃあないか。
宮本充也