2025/03/08
映えないからこそ【伝える】情報発信が落盤・地盤沈下防止の鍵になります

CLSM(Controlled Low-Strength Material)の貢献は現在人知れず果たされている。知られていなければ存在しないのと同じこと。だから、「人に知られる」努力「伝える」情報発信で落盤や地盤沈下の予防に努めています。
「人知れず」から「人に知られる」CLSMへの挑戦
本日はCLSM知られざる偉大な貢献のご紹介ですぞっ。
地面の中の空洞を埋めてます
こちらは生コン車がシュートを伸ばしてポンプ車のホッパーに規格外コンクリートCLSM(Controlled Low-Strength Material)を投入している様子。
規格外コンクリートCLSM
Controlled Low-Strength Material(CLSM)は、主に建設現場で使用される特殊な充填材です。一般的に、強度が低く、流動性が高いため、コンクリートや他の建材と混合して使用されます。CLSMは、埋め戻しや充填、特にアクセスが難しい場所での穴埋めや基礎補強に利用されます。その特長として、施工が容易で、早期の硬化を必要としないため、施工時間を短縮できることがあります。また、再利用可能な材料を含むことが多く、環境にも配慮されています。これにより、さまざまなプロジェクトで効率的かつ経済的な選択肢として重宝されています。具体的な強度や用途は、材料の配合によって調整できます。(Chat GPT)
配合例
イワモル配合 | BFS | W | RG S | AD | air | 合計 | |
容量 | ℓ | 17 | 250 | 733 | - | - | 1000 |
質量 | kg | 50 | 250 | 1488 | - | - | 1788 |
見えないわかりにくいCLSM
この写真だけでは一般の方には全く何をしている様子なのかわかりようがない。つまり、映えない。認知されない。知られない。知られていないことは存在していないのと同じこと。日頃からブログでCLSMの貢献を伝えているが伝わらなければ落盤や地盤沈下の予防措置としての市民権が得られないため伝える努力をしています。
単価 | 送料 | 最低 注文数量 | |
---|---|---|---|
オワコン | 30,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
オコシコン | 40,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
まさ固・ イワモル | 20,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
各種CNコン |
生コン単価 | 込 | 0.5m3 |
ナゲコン(着色) | 10,000円~ /m3/袋 |
別 | 1m3/袋 |
砂利・砕石・砂 | 15,000円~ /t |
込 | 1t |

・「貴社条件」(既往の支払い条件)でご購入いただけます。
・「工場指名」既往の取引先(工場や建材店)からの仕入れも可能です。
・「現場立会」(経験豊富な施工者を派遣)は初めての施工に限り無料です。
・「直営施工」(出張納品)を施工研修としてご利用いただけます。
・ご希望される方には「庭コン」から無料送客を行なっています。
CLSM(「イワモル」や「残渣式流動化処理土」など)の相談や注文も「生コンビニ」(業者)が便利。
埋めとけば安心
見えない地面の中の空洞もCLSMが充填されその後周辺の地盤強度と同等までに硬化する。だから、落盤や地盤沈下の懸念が後退します。安心ですよね。
映えない、派手さがない、人知れず貢献するCLSMをはじめ規格外コンクリートの研究・開発・実装はJOISで広がっています。
規格外コンクリートのJOIS
コンクリートディレクター協会が運営する「みんなのラボ&オフィス」JOISではコンクリート実務家らの主体的な交流を通して先端コンクリートの研究・開発・実装が進んでいます。
JOIS(Japan Out-Industrial Standard)
「コンクリートをもっと身近に」
伝えることはできても「伝わる」ためにはかなりの努力が必要だってことを痛切に感じてますっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。