2025/06/07
「コンクリート視点で楽しむ大阪万博2025」CUCO CO2-SUICOMやポーラスコンクリートなど

昨日(2025/06/06)の大阪万博2025来場者数はわからないがおそらくオワコンの宮本さんただ一人コンクリート視点で楽しんでた自負があります。2回に分けて「コンクリート視点で楽しむ大阪万博2025」をお伝えします
コンクリート視点で楽しむ大阪万博2025
昨日(2025/06/06)オワコンの宮本さんが大阪万博2025を訪ねましたのでそちらのご紹介ですー。。
大阪万博2025西ゲート
昨日(2025/06/06)オワコンの宮本さんが訪ねた大阪万博2025西ゲートには各国の国旗が掲揚されていました。誰も、みてないと思うけど、その土台はコンクリートですね。ちなみに、オワコンの宮本さん、万博の最中ずっとコンクリートばかり眺めたり触ったりしてました。多分、変な人、という感じに皆さんの目には写ってたと思います
西ゲートの舗装はポーラスコンクリート
誰もそんなこと考えて歩いてなかったと思いますが西ゲートエントランスはメーカー不明だがポーラスコンクリートです。ちなみに「生コンビニ」のポーラスコンクリートは「オコシコン®︎」がお馴染みですね
CUCO CO2-SUICOMドーム
こちら、NEDOのグリーンイノベーション基金プロジェクトで実装されたCUCO CO2-SUICOMを吹付てCO2を充満させて硬化されたモルタル。γ-C2S という鉱物で普通ポルトランドセメントを置換しCO2と反応して炭酸カルシウムを生成することで硬化が促されます。いやー、実物めっちゃ感動する。このほかにも、地先ブロックや舗装ブロックなどにCUCOは採用されていました
次回はオワコンの宮本さんもご縁のあるHPCやCPコンクリートのご紹介を予定しています
次回はHPCやCPコンクリートを紹介予定
こちら、以前ブログでもご紹介したHPCが実装された建物。部材厚が極薄ってのが特徴です 【HPC】「コンクリートにイノベーションを起こすなら規格外コンクリートから」【JOIS】
「コンクリートをもっと身近に」
会議室で経営ごっこじゃなくってフィールドワークはやっぱり情報量大きいねっ。なるべく伝わるように発信していきたいなっ
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。