2026/04/12
壁の面積分地球の温室効果ガスが減らせる白いモルタルの開発検討
普段何気無く目に入ってくる壁が二酸化炭素を減らしていることに貢献していたら嬉しくありませんか。本検討はそんな使えば使うほど地球の温室効果ガスが減るモルタルの開発です
使えば使うほど減らせる温室効果ガス 白いモルタル
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本日も引き続きCO2を吸い込むモルタル壁のモルタル試験の模様をお伝えしまっす。。
γ-2CaO・SiO2を用いた左官モルタル
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鹿島らのCO2-SUICOM(論文 γ-2CaO・SiO2を用いたセメント系材料の炭酸化養生による高耐久化)であまりにも有名な炭酸化混和材LEAF(γc2s)を用いたモルタル製造試験を行いました。先立つ白石建設におけるCO2トリガーモルタル実験を受けた試みです(DAC(Direct Air Capture)にフォーカスするなら部材断面の薄い左官モルタルへの適用が正解でした)
高炉スラグ微粉末とザンコン™︎細骨材とMapecube
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エスメント、やっぱり白い
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ザンコン™︎細骨材も炭酸カルシウムの白色を呈しています
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ぱっと見普通の混和剤に見えますがこちらはMapecubeと言ってアルカリ刺激を強化したり強度発現を促進したりするお薬
やっぱり白いモルタル
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白いものばかりを混ぜ合わせたのでやっぱり白いモルタル完成
これから強度の確認となりますがフレッシュ性状としては問題のない状態を確認することができました
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CO2を吸い込むモルタル壁は白い
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一応、モルタルにはなりました。理屈からいえば、普通ポルトランドセメントをすべて副産物高炉スラグ微粉末に置き換えているし骨材も残コンを由来としているから限りなくカーボンニュートラル。からの、混和材LEAFがCO2と反応して炭酸カルシウムになるからその分カーボンネガティブ。世界中の壁に用いられるモルタルが全てこれに置き換わったらカーボンニュートラル社会に偉大な貢献ができると思います。
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これから強度他の確認を行います。CO2を吸い込むモルタル壁に求められるモルタルの性能がどんなものかについてもこれから調べて行くことになります
「コンクリートをもっと身近に」
仮設と検証、いわゆるPDCAを長期間かけてやる意味ありません。さっさとやって見なければ間違いにもすぐに気づくことができませんからっ
オワッコーン‼︎
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作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素土間コンに貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。
