2025/08/01
【残コン】なのに時間指定で注文できる?! 【アウトレット生コン】 の製造・出荷が始まります

固まればなんだっていいから残コンだって構わない。 だけど、残コンの発生は偶発的な物だから都合よく発生してくれない。 生コンポータルでは「時間指定で注文可能な残コン」の販売を予定しています
アウトレット生コンは時間指定で注文できる【残コン】
本日は生コンポータル(ICC)で製造・出荷の始まるアウトレット生コンのご紹介でっす
残コンst アウトレット生コン製造
こちら残コンst では残コンや生コンスラッジ、その他スラッジを改質・処理して原材料にしています
協業も16年目を数えるMAPEIと生コンポータルは世界の残コンソリューションをリードしています。
残コンst(ブロック/骨材)
古典的再利用方法は残コンブロック
粒状化再生骨材。一旦姿を変えた残コンこと粒状化再生骨材やRC40などはアウトレット生コンに用いられる原材料です
改質スラッジ(ジョイスラッジ)
こちらは生コンスラッジなどに加工を施し改質スラッジ(ジョイスラッジ)の製造を行うピット
固かったスラッジが突如流動性を帯びる様子は圧巻
改質スラッジ投入設備
こちらは普段CLSM(流動化処理土)の製造に用いられている設備はジョイスラッジ投入設備としても活用される。改質スラッジはサンドポンプで汲み上げられる
生コンプラントで予め計量された粒状化再生骨材やRC40、RMなどが投入された生コン車ドラムにジョイスラッジを投入すればアウトレット生コンの完成。だから、通常の残コンのように発生した時勝負ではなく、「日時指定で注文できる残コン」となっている
アウトレット生コンなら残コンだから規格がとやかく及ぶところではねえぜっ
生コン工場の新しい利用法も JOIS by CD協会
JOIS (Japan Out-Industrial Standard)
コンクリートディレクター協会(代表理事:船尾サンコン)が推進するJOISでは規格外コンクリートの市場創造を通して新しい時代のニーズに応えるコンクリートの研究・開発・実装が推進されています
「コンクリートをもっと身近に」
みんなの困りものをきちんと活用してみんなに喜んでもらう。そんな現場のあり方を「伝える」情報発信頑張りますっ
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。