ザンコン™︎ をきっかけに新しい製品（オワコン®︎まさ固®︎）が生まれたり、埋め戻し/充填材 イワモル®︎ との意外な類似点が見つかったり、その他副産物（ゴミ）との相性が抜群だったり、そのまま販売（ザンコン™︎）すればめっちゃ利益出たり、残コン周りはいいことしかありません

月刊残コン Vol.101

生コンスラッジから新製品登場？！

驚いたのは当事者です。 ザンコン™︎由来の砂と高炉スラグ微粉末にジョイスラッジ（Mapecubeで改質したスラッジ）をほんの50ℓ後添加しただけで造粒ポーラスコンクリートが誕生しました。このあり方を オワコン®︎まさ固®︎ と名付けブランディングが始まりました オワコン®︎ 廉価版【まさ固】展示を兼ねた製造・施工実験なんと生コン車から降りてきたのは⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎でした

ジョイスラッジ（改質スラッジ）の量が違うだけ

イワモル®︎（埋め戻し/充填） も まさ固®︎（舗装/防草） もジョイスラッジの量が違うだけで用途の異なるプロダクトになります。つまり、ザンコン™︎ 由来ってことです 改質スラッジ（ジョイスラッジ/mapecube）を多く入れると【イワモル】少ないと【まさ固】となります

生コン屋さんの先行材 エコスル

そんなジョイスラッジはそのまま先行材として先送りモルタルの代替としても活用できます。すごいね、ザンコン™︎ JOIS by CD協会 が推奨する生コン屋さんのエコスル（先送りモルタル代替）は脱炭素で資源循環、無限ループ

堂々とそのまま販売してます ザンコン™︎

そんなザンコン™︎ ですがこそこそ騙って販売するから偉い目に遭うんですよね。堂々とJISマーク外してお値引きして販売しています 売れてます！ 残コン由来の生コン【ザンコン™︎】で十分って建設現場ありますよね？

逆になんでやらないの？ ザンコン™︎

そんな心境です。なんでやってなかったんだろうか、と。 「なんでコレやってなかったんすかね？」お客様から大変ご好評いただいております【ザンコン™︎】

その他ゴミ（副産物）との相性抜群 ザンコン™︎

こちら、残渣式流動化処理土（CLSM）という生コンの原材料は全て副産物由来です。その他ゴミ（副産物）との相性が抜群なのもザンコン™︎の特徴 資源循環の里ナマコンバレーではゴミとゴミとゴミが掛け合わされて製品（生コンクリート）が生まれています

作者・宮本充也

残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値（富）を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。

Before：従来、建設現場で余剰となった生コンクリート（残コン）の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。

After：一方、残コンステーションを実装した地域（生コン組合）では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU（Carbon Capture Utilization）材料としても脱炭素コンクリート（CNコンクリート）に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。