2025/08/30
日時を指定して注文可能な残コン【ザンコン™︎】 の製造・販売が始まります(生コンビニ / 残コンさんいらっしゃい)

大阪兵庫生コンクリート工業組合では再強コンクリートタイプCとして「残コンをまんまお客さんに販売」を初めている。 生コンビニ(または残コンアプリ)では「ザンコン」のブランドで日時を指定してご注文いただける残コンの取り扱いが始まる
残コン(ザンコン™︎)だから圧倒的にお安くお譲りできるんです
「ザンコン」は日時を指定してご注文いただける残コンについてご紹介でっす
限定(生コンスラッジ)処理施設 処理フロー及び配置図
生コンポータル(株式会社 長岡生コンクリート)では残コン(生コンスラッジ)に限定した中間処理業パッケージの許可申請を始めます
残コンを分解しておいて再統合
残コン由来の粗骨材
こちらは細骨材
回収セメント(シルト含む)は改質されて結合材として用いられる。これらはすべて残コンや他社から持ち込まれる予定の生コンスラッジを由来としています
生コンプラントではなく簡易な設備で製造可能
残コンを一時貯蔵して顧客の注文に応じて再統合する方式だから生コンプラント不要。簡単な設備で生コンスラッジや残コンは生コンクリートに戻すことができるため、再統合された残コンは顧客のニーズに呼応して生産され現場に届けられる。もちろん、運ぶのは生コン車です。引き取りに来ていただいてもOK
生コンポータル(株式会社 長岡生コンクリート)ではザンコンを通常品の1万円引きで製造・販売始めるぜっ
残コンだから圧倒的にお安くお譲りいたします
たとえば土間コンや高さ2m以下のコンクリート擁壁など規格外コンクリートの適用が可能で「固まればそれでいい」的なコンクリートだったら「残コン」おすすめです
関連記事: m3あたり▲10,000円の【規格外生コン】が適用できる部材はどこか?! 安心してご利用いただけます
「コンクリートをもっと身近に」
もっと伝えてお役に立とうねっ
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。