長岡生コンクリート

2025/08/17

m3あたり▲10,000円の【規格外生コン】が適用できる部材はどこか?! 安心してご利用いただけます

m3あたり▲10,000円の【規格外生コン】が適用できる部材はどこか?! 安心してご利用いただけます

m3あたり10,000円も安くなるなんて今の時代とっても魅力的。だけど、法律や規格など規制の煩い建設業でそんな生コン使えるとこあるの? 尤もなご意見にご提示します。使える場所はここだ!



JISマークなくても使える部材についてご紹介

 残コン女の子

コンにちは、残コンさんでっす
安心してご利用いただける部材についてご紹介でっす

m3あたり▲10,000円の規格外生コン

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▲10,000円の生コン用骨材は写真の残コンを粒状化させて得られた骨材や生コン工場で回収される骨材としているため、生コンのコストの3分の2を占めるとされる骨材を限りなく0円に近づけることができる

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コストのおよそ3分の2といわれるセメントも写真の高炉スラグ微粉末に100%置換することで値段をグッと下げることが可能

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さらには、生コン工場の厄介者生コンスラッジを改質して結合材や練り水に置換するジョイスラッジを適用することで高炉スラグ微粉末のアルカリ刺激を果たし強度発現を促進する

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改質スラッジはこちらのピットで自動撹拌され品質を管理されサンドポンプで計量容器に揚上(「ようじゅう」と読みます)され生コン車のドラムに投入される。そんなわけで、圧倒的にコストを抑えることに成功しているこのような規格外コンクリートの適用先にはどのような部材があるかを以下に紹介していきたい

2m以下のコンクリート擁壁

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Q:構造計算など規格や法律の規制を受けないコンクリート擁壁の高さを教えて(オワコンの宮本さん)

A:構造計算などの規制を受けないコンクリート擁壁の高さは、一般的に2m以下とされています。ただし、これはあくまで一般的な目安であり、具体的な高さ制限は、建築基準法や宅地造成等規制法、さらには自治体の条例などによって異なる場合があります

建築基準法:
高さ2mを超える擁壁は工作物として扱われ、建築確認申請が必要になります
宅地造成等規制法:
規制区域内で、盛土で1m以上、切土で2m以上の造成工事を行う場合は、許可が必要になります
自治体の条例:
各自治体によって、擁壁に関する独自の条例が定められている場合があります。例えば、がけ条例など

(引用:GoogleのAI)

たとえば区画に用いられる見切り擁壁など高さ制限2mを超えなければ構造計算も不要だし建築基準法の規制からも無縁ってことは規格外コンクリートを使うことができるってこと

土間コンや捨てコン

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Q:建築外構に用いられる土間コンの材料生コンはJIS規格品でなくてはダメ?

A:土間コンクリートに用いる生コンは、必ずしもJIS規格品である必要はありませんただし、建築基準法で定められた範囲内の生コンや、混和材料を使用する際の注意点を確認する必要があります

(GoogleのAI)

そもそも地面や下地に支持されているコンクリート土間は柱や梁のような構造物とは位置付けられていないため、こちらも規格外コンクリートが適用可能。オワコンやオコシコンなど規格外コンクリートが用いられている所以である。他、捨てコンや均しコンなど型枠設置の土台や墨出しに用いるためだけのコンクリートも同様である

コンにちは、まさ固さんです
そんな規格外コンクリートの普及促進は JOIS by CD協会で推進されています

まさ固さん

広げよう規格外生コン市場 JOIS by CD協会

JOIS by CD協会

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nagaoka-rmc@yr.tnc.me.jp

コンクリートディレクター協会(代表理事:船尾サンコン)が推進するコンテンツJOIS(Japan Out-Industrial Standard)では上記規格外コンクリートの適用可能な部材の周知を通じてコンクリート産業にとっての新市場の開拓を行なっています コンクリートディレクター(CD) ダイジェスト版(HP用原稿案) コンクリートディレクター協会

コンにちは! オワコンの宮本さんですっ。 探せば結構あるんだねっ、お知らせしなくちゃっ
「コンクリートをもっと身近に」
これは相当広い分野で規格外コンクリートが用いられる可能性が出てきたねっ。お伝えしなくちゃねっ
オワッコーン‼︎

 宮本

 残コン女の子

ぉ、おわ??。。
ぉわっこーン!

まさ固さん

作者・宮本充也

残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。

Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。

After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士