2025/11/16
ザンコン™︎ なのに品切れがない?! ナマコンバレーで始まった残コン由来の原材料を再統合して作る生コンについて
固まればそれでいい。重石として用いたい。容積が欲しい。墨出ししたいだけ。あるはず、ザンコン™︎で十分な現場。ナマコンバレーではそんなニーズを探求する実験が▲5000円で始まっています。
だったら、ザンコン™︎でいいじゃないですか
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本日はナマコンバレーで始まっているザンコン™︎製造・出荷についてご紹介でっす。。
ザンコン™︎ でいいじゃないですか!
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ナマコンバレー(生コンポータル運営)ではザンコン™︎の販売を開始した。こちらは当社ハイパーメディアクリエイター小松職員の手によるもの。実際の現場立会などで配り倒す予定です
ザンコン™︎st産の原材料を統合
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ザンコン™︎ は残コンを由来とするCCU骨材を用いています。つまり、安いだけじゃなくて、脱炭素も謳える
原材料再統合設備
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こちらの系統を通じてBPに移送されザンコン™︎の原材料として配合されます。
なんだっていい生コンなのにJISマークなんかつけて高く買う必要はねえよなっ
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一部(残渣)はアルカリ刺激として配合
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通常はCLSM(Controlled Low-Strength Material)製造設備として用いているこちらの仮設プラントはアルカリ刺激材として改質スラッジを計量し生コン車に投入しています。だから、ザンコン™︎なのに品切れがない!
「コンクリートをもっと身近に」
スローガンを形にするプロセスは今日も今日とて続いていますっ
オワッコーン‼︎
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作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。
