2025/11/14
生コンスラッジを1m3あたり240kg配合した生コン【ザンコン】の製造・出荷が始まってます
大量に発生し生コン工場を苦しめてきたスラッジは今やCCU材やアルカリ刺激材の貴重な原材料として生まれ変わりました。生コンポータルではスラッジを240kg/m3配合した生コンをザンコン™︎として販売しています
スラッジを240kg/m3投入した生コン ザンコン™︎
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オワコンの宮本氏の頭の中は1m3あたり240kgどころじゃないくらいみっちりスラッジのことでいっぱいのようですー。。
生コンスラッジ240kg/m3で生コン練りました
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こんな配合見たことありますか。240kg/m3もの大量なスラッジを適用した生コンがOPCなくともちゃんと強度発現するんです
改質スラッジ「ジョイスラッジ」投入
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スラッジには半分固形分、もう半分は水が含まれているため、水を練り水、スラッジ固形分を結合材として置換してあります
良好なフレッシュ性状
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ご覧の通り、とても扱いやすそうな生コンです。しかも、副産物だけ(高炉スラグ微粉末/ザンコン™︎)だけで作られているから脱炭素で資源循環にも貢献できる。
安いのに使えば使うほどCO2発生量を減らすことができるなんていいことだらけだなっ
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ザンコン™︎は▲5,000円で販売中
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ザンコン™︎の製造に関心のあるコンクリート実務家からのご相談をお待ちしています。受付:https://lin.ee/HpS7I5a
「コンクリートをもっと身近に」
タブーとされてきてみんな見て見ぬ振りだったザンコン™︎が脱炭素の時代ccuだったりアルカリ刺激だったりで再定義されちゃうんだからおもろいねっ
オワッコーン‼︎
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作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。
