2025/11/23
ナマコンバレーでは世界に先駆けてスラッジの改質アルカリ刺激材実装が始まっています
ナマコンバレーでは世界に先駆けて始まっています。スラッジをアルカリ刺激材に加工する技術Mapecubeシリーズの実装。元々CLSMとか特殊コンクリートに明け暮れてきたのですんなりできちゃいました。
始まりました! スラッジ改質アルカリ刺激材の実装
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ナマコンバレーで始まりましたMapecubeシリーズの実装の様子をご紹介ですー。。
改質スラッジの実装が始まりました ザンコン™︎st
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こちら、スラッジの容積を鉄筋棒で深さを図ることで計算。見えないけど、20m3もありました。
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ナマコンバレーのザンコン™︎stではアルカリ刺激材として改質スラッジの実装が始まりました。生コンスラッジではおよそ発生するスラッジは通常廃棄されコスト要因となっていたものですが、アルカリ刺激材として利用することで普通ポルトランドセメントの使用を抑制することから脱炭素技術に位置付けられます
スラッジ改質剤 Mapecube
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こちらの混和剤は生コンスラッジをアルカリ刺激材に加工。Mapecube Aは固形分量に対して0.3%、Bは0.8%使用。
スラッジピットに直接投入
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こちら、Mapecube A
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そして、Mapecube B投入。20m3ものスラッジを改質するのに1〜2缶で済んじゃう。この後、ミキシングバケットで撹拌すると秒でサラサラ水みたいに粘土みたいだったスラッジが変化する
ザンコン™︎stや各種規格外コンクリートに明け暮れたこともありMapecubeの実装も秒で仕上がったぜっ
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秒でサラサラ水みたいになる
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さっきまで、粘土みたいだったスラッジがサラサラの水みたいな流動体に変化しました。
「コンクリートをもっと身近に」
明日は、生コン車に投入するまでをご紹介予定ですっ
オワッコーン‼︎
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作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。
