2025/11/05
ナマコンバレーのザンコン™︎stでは実際にアルカリ刺激/CCU骨材が生産され生コンクリートに適用されています(大手ゼネコン見学会)
MUCC商事の「組長」こと小山さんのお導きで開催された見学会には大手ゼネコンの技術者の皆さんにお集まりいただきCCUやアルカリ刺激材の生産工程をご案内いたしました。
大手ゼネコン技術者向け見学会 ザンコン™︎st
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昨日(2025/11/04)開催されました大手ゼネコン技術者むけザンコン™︎st見学会の模様をお知らせいたしますー。。
大手ゼネコン技術者らの見学会 ザンコン™︎st
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昨日(2025/11/04)ナマコンバレーの生コン工場ICCでは大手ゼネコンの技術者の皆さんをお招きしてザンコン™︎st(残コンをアルカリ刺激/CCU材の原材料として加工)の見学会が実施されていました。竹中工務店の技術者の方々とは実に長きに渡る交流をさせていただいておりこの場をお借りして御礼申し上げます
CCU骨材の原石製造と荷上げ設備
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こちらは一般的な水平ベルコン
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補助グランドホッパが設置されているため多様な骨材(CCU/再生など特殊品)への対応は万全。今後、脱炭素/資源循環 の要請が高まるに従い生コン工場ではこのような対応が求められることになる
生コン設備の省電力(CO2排出量抑制)システム(CUCO製造設備分科会)
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また、CUCO製造設備分科会で研究・開発・実装が議論されている生コン設備の省電力/CO2排出抑制システムについてもすでに公にされている範囲でご案内しました。
この後はナマコンバレーのゲストハウスや展示場/Labに移動してディスカッションが行われました。その模様は別のブログでご紹介いたします
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ザンコン™︎由来のアルカリ刺激/CCU材
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こちらは組事務所から組長が出発するところを若い衆が警護している様子ではなく、MAPEIの製品がストックされているテントの見学している様子。コンクリート用化学混和剤メーカーMAPEIとは16年目の協業関係にあり、ザンコン™︎由来のアルカリ刺激混和材(を製造するためのMapecubeシリーズ)のご案内も実施されました
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生コン工場で最も疎まれている存在 生コンスラッジ(トロンメルとフィルタープレスを経由して得られる)を高度利用したアルカリ刺激剤の実演も行われました。
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こちらは、残コナと呼ばれるCCU材(主成分は軽質炭酸カルシウム)
「コンクリートをもっと身近に」
そのためにも、交流や発信は途絶えさせませんっ
オワッコーン‼︎
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作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。
