猛スピードでオワコンの実装・普及が広がっている。誰かが頑張っているわけでもないのに、それは自然と全国に燃え広がっている。誰もがそれぞれの使命に夢中になれるようなそんな産業を創造することが健全な市場や循環を生み出すと信じている。（週刊生コン 2022/03/14）

オワコン網スピードの理由とは

先週1週間のトピックスはなんと言っても「カインズでのオワコン取り扱い決定」の報だったろう。

今朝はたと気づいたのだったが、当該記事がなんとたった1週間のうちにレギュラー記事の中では群を抜いてPV（ページビュー）数を稼いでいた。

つまり、それだけ人々の関心が高い、ということだ。

さらによくよくランキング（トップ30）を分析してみると、DIYやホームセンターに関する記事がPVの稼ぎ頭になっている。

一般消費者の多くは「なるべく安く自分で」を念頭にググったりタグったりしている証拠なのだろう。

情報発信者としては彼らや彼女らの検索行動を前提にコンテンツを整備しておかねばなるまい。

⚫︎先週の記事1： 「カインズファンの皆さん待っててね！ 3月中目標で【オワコン】関東カインズ核店舗での販売が始まるにょ」

⚫︎先週の記事2： 「カインズのオワコンはどんな感じで展示されるの？」透水・保水サンプル

⚫︎先週の記事3： 【愛知】「名古屋のオワコンは銅スラグ骨材で作られた《毛受ブラック》で決まりなんだぜ」毛受建材

⚫︎先週の記事4： 【愛媛】「雑草・ぬかるみ・水たまりから永遠に解放されるために要した時間 たった《3時間》費用《30,000円》」三和しまなみ生コン

なぜオワコンの普及はなぜこんなにも早いのか？

オワコンの足元の需要はなんともうすでにレギュラー化しつつある。

今週も単品、あるいは先行プロダクト「ドライテック」と合わせ技（駐車場は「ドライテック」家周りは「オワコン」）と言った具合で数件の施工を予定している。

それも当社として把握しているだけでである。

自律分散的に当社らで把握しきれていない現場もある。

透水性コンクリート事業の当社における歴史は20年近い。

ドライテックがバズり始めたのだってここ数年のこと。

なのに、登場半年でドライテック同様の勢いを見せているオワコンの理由はいったいなんなのか？

鍵は、ラストワンマイルの連携・創発、そして循環にあると思っている。

礎となったのはこちらの生コン工場らの地域や枠組みを超越した連携だ。

インターネットに当社の経営資源を全集中したのはここ6〜7年のことだが、各地の生コン工場との交流が始まったのには20年の歴史がある。

おそらく、最初のエリア外との接点となったのは当時依田義一商店が経営していた桜ヶ丘生コンの依田専務だった。

「地域の外にはこんな破天荒な面白い生コン工場があるんだなあ。世間は広いなあ」

衝撃を受けた記憶が今も新鮮に脳裏に残っている。

そこから味を占めて、透水性コンクリート「ドライウェイ」を担ぐ形で全国の生コン工場との連携が生まれた。

もう僕は離れてしまって3年が経つけど元気な生コンネットワークもその過程で生まれた名残だ。

その全国各地の生コン工場との交流の礎を土台として各地の施工者らとのつながりが生まれた。

従来の多段階・階層構造を前提とした流通ではなく、シームレスにラストワンマイルがつながり合う新しい在り方。

現在、その数は全国に2383社（者）を数える。

特定の誰かが支配・統制しようとするのではなく、自律分散的にラストワンマイルが価値を生み出す在り方。

創発。

だから、とにかく、エネルギーの伝達スピードが速い。

それぞれのラストワンマイルの自由意志によって循環が生まれている。

⚫︎先週の記事5： オワコンフライヤー完成「草さえ生えなけりゃいいってことなら、オワコンはお腹空いてる時のTKG」

その創発は特定の誰か（例えば中央集権的な権力）が気を配るまでもなく、自然に循環をし始める。

まさに、指揮者が指揮棒を振るわずとも循環するエコシステムのように。

フライヤーや各種資料などプロモーションも当社（生コンポータル）が頑張ることなくラストワンマイルで自然に生成される。

そして、そのことは、誰の許可も必要ない。

また、それを見た消費者はその価値を必要とする。

オワコンは売れる。

これが、オワコン猛スピードの秘密だと思っている。

秘密と言ったって箱の中に大事にしまっておいて隠しておくようなものではないのだけれど。

ある意味、だから、最近僕は全然頑張っていない。

僕が頑張ったからってエコシステムに変化が起きるとは思えないからだ。

だから、やりたいことに徹するようにしている。

みんなも、やりたいことに徹するだけでいいのだと思う。

それだけで、他の誰か（例えば、白石建設さんとか、毛受建材さんとか、渋谷建材さんとか、大里ブロック工業さん他に務める個人）は「やりたいこと」（オワコンのプロモーションや製造、見学会）を始めるのだから。

誰かにとやかく言われて始める必要はない。

そんなあり方はそれこそ名著「ティール組織」に示されている通りだ。

（ちなみに、毛受建材さんもティール組織のあり方を導入されたそうだ）

僕たちがやりたいことをやって来ただけで最大手の流通業者ら（エクスショップ、カインズ）が応えている。

だから、引き続きやりたいことだけをやっていこう。

失礼な顧客からの問い合わせは無視しよう。

互いに尊重し合える人と互いを尊重しながら、それぞれの使命に邁進できるような、そんな仕事が理想だと信じているからだ。

宮本充也

※透水性コンクリート（オワコン、ドライテック）の入手フローは以下の通り。

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現代、ウェブやSNS（庭ファンなど）で容易に専門知識も手に入る。

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仕入れは普段付き合いのある業者から可能、または当サイト掲載業者からも

掲載されている材料や施工については、生コンポータルから施工・製造をレクチャー。今は取り扱いがない施工者・生コン工場でも取り扱いをし始めるケースも多い。または当サイト庭コンにて掲載しているマップから購入も可能。

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⚫︎参考記事：《快適な庭》「材料30,000円です。任せても工事一式88,800円です。防草シート＋砕石（化粧、防犯）敷きを検討中なら！」雑草・ぬかるみ・水たまり対策

⚫︎参考記事：雑草・ぬかるみ・水たまり解消「オワコン一式 《88,800円》 今なら全国一律で請け負います！！」生コンポータル

⚫︎参考記事：【募集】「全国一律5,000円／m2で請け負う《実験用》駐車場タイプの造粒ポーラスコンクリート《オワコン》施工」

このように、今では透水性コンクリート（ドライテック、オワコン）は土間コン同様に容易に手に入るようになった。

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