2019/12/30
「冬こそ透水性コンクリートの季節!」12月爆発した施工実績(週刊生コン 2019/12/30)

いよいよ年の瀬、今年最後の「週刊生コン」のテーマをいかにしようかと過去記事を眺めていたらなんと多いことか透水性コンクリートの施工実績。12月は毎日1〜2件全国のどこかで施工していたようだ。冬こそ早く終われる土間コンはその真価を発揮した。
【熊本】「水たまりができず草取りのないドライテックを施工してください」施主指定
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_922.html
【愛知】「奥の土間コンは朝から晩までかかったけど手前スロープは1時間で終わっちゃった!」
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/1_25.html
【東京】「困った!ガレージに向かって勾配」洗い出し・設計変更
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_932.html
【岐阜】「高橋功二の透水性コンクリートレポート」
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_938.html
【静岡】「住宅外構だけじゃない!公共工事だって!」送電線鉄塔内舗装・電力会社
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_939.html
【岐阜】「すぐに歩ける」「生コンだったら暗くなってもまだ均してるでしょう」5人4時間80m2
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/5480m2.html
【東京】4,000億円市場「DIY×生コン」が拓く生コン産業の未来
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/4000diy.html
成長した透水性コンクリートは確実にソリューションを届けている。
上記7件のタイトルを眺めるだけでわかると思う。
これまで建設現場の「悩み」だった生コン(土間コン)打設に透水性コンクリートはソリューション(解決策)を届けているのだ。
12月に爆発を見た透水性コンクリートの普及拡大。
来年はエクスショップやモノタロウなどのインターネット通販。
さらには、住友林業をはじめとする大手ビルダーでの本格採用が見込まれている。
このところはDIYが新たな兆しとして登場している。
いよいよ閾値を迎えた透水性コンクリートの普及は誰よりも、
⚫︎生コン工場
⚫︎施工者
の両者にソリューションを届けることを意味する。
これまでの土間コンの常識
- ブリーディングや仕上げなどで作業が1日仕事となる
- 左官屋さんと生コン屋さんの予定が合わず工期がずれる
- メッシュ配筋施工の面倒と打設中の足元の面倒
- いつも頭を悩ませる水勾配の問題
- 土間コン表面に発生する「色むら」と「ひび割れ」でお施主さんとトラブル
- そのほか面倒くさいが沢山
新しい土間コンの常識
- 夕方から打てる土間コン→完成までたったの30分(住宅外構)
- 午後なら生コン屋さんの予定も入りやすい
- 水勾配を考えなくてもいい、透水性コンクリート
- メッシュ配筋の設置不要、打設作業も楽
- ペーストがないから「色むら」がない「ひび割れ」が見えない
- その他ハッピーが盛り沢山
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/
インターネットでの情報発信に力を入れはじめて3年と10ヶ月。
来年2月末には丸4年の節目を迎えようとしている。
丸4年、休日も関係なく毎日関連記事(ブログ)を3本以上アップして来た。
始めた頃は「生コンにインターネットは有効か?」という疑問はないではなかった。
その後1年経過するも初年度のネットによる問い合わせ件数は40件程度。
そのうち成約につながるものはほとんどなかった。
ただ、数えるほどしかなかった施工実績は僕たちに示していたのだ。
⚫︎施工者
⚫︎生コン工場
双方にこれまでになかった素晴らしい価値を提供できるということだった。
だから、めげず続けた。
来年4年を迎えるが、現時点では10年にコミットしている。
共感いただける各位のおかげさまでいよいよ毎日のように日本全国のどこかで施工されるようになった。
これを僕は舗装の常識にまで押し上げたいと思っている。
舗装といえば透水性コンクリート。
地面といえば水を通す。
水たまりのオワコン化。
冠水被害のオワコン化。
自然と人が調和する環境の創造。
いつもおおぼらを書き散らしてるが今年最後となった週刊生コン。
水の次に流通する材料生コンこそ地球的規模のイノベーションを起こす権利がある。
僕たちにしかできない。
そんな想いで引き続き仕事に向き合っていきたいと思う。
今年1年もお世話になりました。
来年も週刊生コンをよろしくお願いします!
宮本充也